オザケンパパの小澤俊夫さんの昔話についての講演、素晴らしかった
三連休の真ん中日曜日午後は、あべともこ議員のお仲間たちフォーラム21主催の小澤俊夫さんは講演へ。
時間が限られてますからねいきなり本題に入りますよと話し出して、どんどん引き込まれてあっという間に1時間がたった。小澤俊夫さんは、あの世界の小澤征爾さんのお兄さんで、オザケンのパパね。講演終わって会場後にするとき、私は、「そうか〜〜〜。オザケンって、こんなすごい父ちゃんがいるのか〜 」って、一人つぶやいちゃったよ。小澤俊夫さんは愛に満ちた人でした。
話しは、昔話について。日本の昔話のなかでもとくに「三年寝太郎」が好きだって。三年寝太郎の大事な点は、子どもの子ども時代を奪ってはならないということを、教えてくれていること。
寝てばかりいた寝太郎だからこそ、いざというときに大勝負に出れた。大人の都合であれこれさせようとしてしまうと、いざという時にやりたいことをやれない子になっちゃうよ、ということを昔話は教えてくれている。
もちろん大人たちだって、子どもの頃には「寝て」いた。けれど大人になったらそれを忘れてしまう。忘れて、つい子どもにあれこれ言ってしまう。それはそれで仕方ないところあるけど、その代わりに大切なことを記し伝えているのが、昔話なんですよと言ってました。
中3で敗戦を迎えた小澤さんは、今の安倍政権に強い危機感を持っています。忖度して空気を読んでしまうその空気が、戦前にとても近いと指摘もなさってました。
講演のフル動画がアップされました。見てみてください。話は軽妙でユーモラスです。お話しを聞いていると絵が浮かぶ。まさに昔話的。子どもでいることを奪われてしまって大人になっちゃった人にもちゃんとメッセージが届く。素晴らしい講演でした。
フォーラム21湘南主催・2018年2月11日 小澤俊夫さん講演「昔話が語る子どもの成長」