連休中は日帰り大阪旅行 唐代胡人俑展へ

9日金曜日夜、しかも夜中になってから夫が、「明日は大阪いく。東洋陶磁美術館に唐代胡人俑展見に行く」と言い出すから、なぁにぃ!?わたしも行くーー! と、急遽予定が決まり日帰りで行ってきました。

素晴らしかったよ。中国すげーーって思ったわ。

唐代、720年ごろの、生き生きとしたそのエネルギーがそのままそこにありました。副葬品として作られてた陶器の人形は、シルクロードでやってきた目鼻立ちがハッキリした胡人の人たち。

生きる喜び、生きていた頃の喜びをお墓の中でも、と思って作ったんじゃないかなぁ。ただただ明るくエネルギッシュ。この虎パン↑、かっこいいぞ。こんなの履いていたのか。

それにしてもよく動きを捉えてる。馬の躍動感、ラクダが大きな口が開く様子、そのラクダを見あげながら引く人の自信に満ちた表情。これらのひとつひとつが精緻な焼き物で表現されている。生命が放つ躍動感を率直に表現する作り手のタフでプリミティブな感じ。これが副葬品かあ。墓に埋めたのかあ。なんという贅沢なっ。

巡回しないからわざわざ関西を訪ねる価値あり。常設の器も素晴らしい。見応えたっぷり。