マンション紛争からまちづくり条例制定まで

1/21(月)
08:30~12:00   電話連絡、アポ取り、事務処理など
13:50~14:45   江口事務所にいらしてくださった方からお話を聞く
15:00~17:20   市福祉政策・生活福祉課と平塚パトロールの方との話し合いに参加
17:30~18:00   平塚パトロールのメンバーの方からお話を聞く
18:00~19:00   江口事務所で事務処理をする
●ついに まちづくり条例ができました!
昨年の12月議会で、高層マンション紛争を防ぐための
平塚市の法律(条例)まちづくり条例ができました。
まちづくり条例は、マンション建設そのものを
防ぐものではありませんが、
これまでは、確保されていなかった
マンション事業者と住民との事前の話し合いの
チャンスが確保されます。


●マンション紛争の断えない 平塚市
これまで、平塚では、
建設計画地に立つ計画板を見ることで
初めてマンション建設計画を知りました。
しかし、その時は、時すでに「遅し!」でした。
住民が事業計画を知るときには、
マンション計画はすでに相当に煮詰まっています。
事業者は、高層のマンションを建てることを前提に、
土地を購入してますし、時間と人件費を
かけて設計図面がすでにつくられ、
ほぼ出来上がっています。
また、住民にはまったく知らされない一方で、
事業者は、市役所に事前に相談に行っていましたので、
市役所サイドは、事業計画を把握し、
事業者と話し合いを重ねているものですから、
後から計画を知った住民の声はなかなか反映され
にくかったのでした。
これまで、この町に住む私たちは、
苦い思いを重ねてきました。

●まちづくり条例でこう変わります
こうした問題の解決策として、
平塚市まちづくり条例では次のことを定めています。

①大規模な土地を売るときは、半年前に届け出ることに
5000㎡以上の土地を土地所有者が売却をする人は、契約を行う半年前に
どのような用途に土地を売るのか、市役所に届け出をします。
この内容が、街づくりの方針に合わないものであった場合には、市役所と
事業者は話し合いをすることになります。

②住民と事業者との話し合いが確保されます    
比較的規模が大きな建設計画については、
おおまかな計画ができあがった段階で、
住民に計画が知らされるようになります。
また、私たち住民が事業者に説明会の開催を求めたり、
意見書を出すことが、条例のなかで確保されていて、
市役所は、その住民の声をうけて事業
者に計画についての指導や助言をします。