NPO湘南後見の会合参加、地域作業所見学
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明日から神戸へ
明日6日から神戸に行きます。プロップステーションを見に行ってきます。プロップのことは、日記に何度か書いてきましたが、私がここを取材する目的は2つです。1つは、福祉の現場にビジネスセンスを持ち込み、さまざなな企業を巻き込み、利益を生み出すプロップの空気を感じてきたいということ。もう1つは、華々しく活躍する理事長の竹中ナミさんを支える裏方は、具体的にどのように動いているのかを知るということです。
大幅な補助金の増額が見込めないなかで、これからの福祉の現場の1つのモデルがプロップだと思っています。地域の小さな作業所を取材してみて感じたことですが、福祉の現場で「利益」を生み出そうとする発想が出てくること、それだけでも驚いてしまいます。それを実際に可能にしているプロップの秘密をしっかりと取材してきたいと思っているんです。そして、その躍動感ある活動の現場の空気をみなさんにお伝えしたいと考えています。日記の更新は、8日までお休みさせていただきます。
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市役所でヒアリング、神奈川県都市計画審議会傍聴
午後からは、県庁で開かれた都市計画審議会を傍聴。平塚の真土地区で、用途地域の変更がされました。建ぺい率50パーセント・容積率80パーセントだったところが、建ぺい率50パーセント・容積率200パーセントになるなどの変更がされました。私は、まちの土地利用がどのように決まり、都市計画審議会とはどのようなところなのかを勉強したいと思っていて、県の都市計画審議会にも傍聴に行きました。
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事務所運営会議、旭の歴史をたどる勉強会
午前中は、事務所運営会議。事務所にボランティアで手伝ってくださっている方と今後の打ち合わせ。午後からは平塚市美術館で博物館の土井館長から旭地区の歴史について話しを聞きました。
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ピースウォーク打ち合わせ、事務所にて仕事
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岡崎の「いどばた会議」傍聴
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事務所にて仕事 予算の勉強
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事務所にて仕事。
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NPO湘南後見の会合参加、地域作業所見学、市学童連絡協議会参加
平塚市には、成年後見制度の後見人の受け皿になろうと立ち上がった「NPO湘南後見」というNPOがあります。このNPOは、知的障害を持つ家族の方が立ち上げ、昨年NPOとしてスタートしました。
まだ、実際に後見人になっているわけではないのですが、後見受任にむけて着々と準備をすすめています。午前中は、定期的に開かれているこの会合に参加しました。(成年後見制度については、このサイトにある「9月議会の報告」を見てください)午後からは、市内にある地域作業所に取材に行きました。
地域作業所というのは、心身に障害を持つ人が通う仕事場のことで、そのほとんどの運営費が市や県、国からの補助金でまかなわれています。
2 箇所の作業所を取材したのですが、1箇所は、市内でもっとも重い障害を持つ人が多く通う所です。古い木造の建物の1階部分を使ったとても小さな作業所でした。所長さんから作業所についてに丁寧な説明を受けたのですが、本当に頭の下がる思いがしました。補助金が減る傾向にあるなか、ここで働く人がとても厳しい雇用条件で働いていること。若い人は、月に12~13万円くらいの収入だということでした。
所長さんのお話のなかで、とくに印象的だったのが、「外の人が施設の中に入ってくれると、働いている私たちがいい意味での緊張感をもてる。襟を正す機会になるんですよ」と話しておられたことです。また、所長さんは、「ここに来れる子は家庭に恵まれた方たちで、家に引きこもったまま外に出ないという人も多い。一番深刻な問題はここにあると思う」とも言っていました。
福祉の現場で働く方は、厳しい雇用条件の下、当然のように、「誠実さ」や「一生懸命さ」を求められていて、その1部の人の熱意が、小さな作業所を支えているんだと思います。税金で運営しているのだから、みんなで支えているんだとおっしゃる方もいるかもしれませんが、そうではないんです。
厳しい財政状況のなか、補助金の大幅な増額は難しいのが実情です。なら、どうしていけばいいのか。みんなで考えていきたいと思います。
夜は、学童保育の連絡協議会の会合に参加しました。
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行政報告会、議会活性化検討委員会、ピースアクションの打ち合わせ
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里山手入れ、ひらつか市民自治ネットワークの勉強会参加、毎日新聞「キャンパる」の取材を受ける
平塚の自然を守る会の方とともに(私も会員です)、土屋の山で、落ち葉かきをしました。
自然を守る会のメンバーが定期的に山に入り、下草刈りや落ち葉かきをしている雑木林のなかは、心地よい風が流れていて、とても快適でした。落ち葉を熊手でかき集めると、濃い色のヤブランの葉が顔を出します。昼すぎまで作業をしましたが、あっという間に時間が経ちました。
土屋地区は、一見すると、自然がたくさん残る緑豊かな場所ですが、この貴重な山林緑地が次々の姿を変えつつあります。土地所有者は、その高い相続税を払うために、山林緑地を手放すことが多いのですが、問題なのは、山と山の間にできる谷の部分が、廃棄物や残土などの処分場として使われることなんです。いま、土屋地区の山林緑地の中には、残土で埋められてしまう危険性が非常に高くなっている場所もあるんです。
平塚市は、16年度と17年度で、自然環境調査をすることを予定していて、どこにどういう動植物があるのか、残すべき景観はどこかなどを調べるそうです。そして、その結果を受けて、みどり公園課というところが、里山の保全をしていくことが計画に挙げられています。市の担当の方からお話を伺うと、「環境部で行う自然環境調査結果を待ち、それを受けてみどり公園課が保全策を検討する」ということでした。
私は、各課が連携して土屋地区の山林緑地の保全策を検討する必要があるのではないかと考えています。また、行政だけを頼りにするのではなくて、市民の立場でいま何ができるのかということも、考えなくてはいけないと思っています。
実際に、今日のように、雑木林に入ってみると、すがすがしい気分になるし、ホントにいいものですよ。ぜひ、みなさんも気軽に参加してみてください。夜は、毎日新聞の首都圏版の夕刊の「キャンパる」の取材を受けました。私は学生のころ、この「キャンパる」に記事を書いていた時期があります。
(当時私が書いた記事もこのサイトに掲載されています。)2月7日の土曜日の夕刊に掲載されるので、見てみてください。