自然の叡智を生かした海岸防災公園をつくれば市長のレガシーになる

藤原一繪横浜国大教授(植生学者)が、平塚海岸樹林帯伐採開発の見直しを求めて意見書を平塚市長宛に出しました。

意見書を受け取ったのは事業を担当する部長さんでした。写真はそのときの様子。部長に意見書を手渡した後、藤原教授は市長と面談しお話しなさいました。

市長が藤原教授に会ってくださったのはとても大きな成果です。市長は、海岸樹林帯をできるだけ保全していくという方針を出して、部長らに指示なさったのだそうです。素晴らしいです。市長の思いは重い。市長の思いをくんで、担当の部長らは、樹林帯を伐採しないで済む計画案を出すように事業者に指示を出していけばいい。

40年かけて神奈川県が育ててきた平塚海岸の樹林帯です。高い防災機能を持ちます。藤原教授はこの点を強調なさっています。この樹林帯を残しつつ、同時に近接するプール跡地にはカフェやマルシェ棟や駐車場を集中的に整備し、商業振興に役立てたいです。

自然の叡智をいかした海岸防災公園をつくったら、全国的に注目されるようになるに違いない。防災にも街おこしにも役立つ新しい開発をしたら、それこそ落合市長のレガシーになります。