平塚市の公立幼稚園 ひばり幼稚園は今のまま存続することに

平塚市が運営するひばり幼稚園は、当面はいまのまま存続することになりました。これまでたくさんの方が、ひばり幼稚園の存続のために力を尽くしてくださいました。みなさんのおかげでのこりました。

昨年のひばり幼稚園の運動会の様子 みんな生き生き

昨日8月20日に行われた議会向け説明会の行政報告会で正式に発表になりました。こちらがその際に平塚市企画政策部企画政策課から配布された資料になります。↓

振り返ってみると、いまから3年ほど前、平塚市立の金目幼稚園にお子さんを通わせていたお母様たちが、「金目幼稚園は閉園になるのが決まっている。しかしなんとかしても平塚市立幼稚園を残したい」と、立ち上がってくれました。すぐに平塚市教育委員会に対してなぜ残す必要があるかを伝えるための「ロビー活動」を展開してくれました。

徐々に平塚市が運営する幼稚園の良さを認識してくれる人が増えたと感じます。こうした動きのなかで、金目幼稚園の関係者の方々に合流する形でひばり幼稚園やさくら幼稚園(すでに閉園)の親御さんたちも加わって、「公立幼稚園を残す会」が立ち上がりました。

「公立幼稚園を残す会」では、平塚市立幼稚園のすてきなところとして、小中学との連携が進んでいることやすべての子どもを受け入れて育むのが当たり前になっていることなどを挙げ、教育委員会に伝えてきていました。このことを教育委員会のみなさんがきちんと受け止めてくださった、そう感じます。ひばり幼稚園を残すという教育長と市長の判断は、平塚の未来の子どもたちの幼児教育のあり方をきめるとても重要な判断で、有り難いことだと感じてます。

ひばり幼稚園昨年運動会で 手作りの飾りもキュート