超脱力系「音あそびコンサート」の魅力
●”きいろのあいのてさん”が平塚に
赤ちゃんから参加できる「音あそびコンサート」を、明日(2/18)の午前10時半から12時まで、平塚市東真土のボアコロンブで開催することは、一つ前の記事にブログに書きました。この「音あそびコンサート」っていうのが、耳慣れないだろうなぁと思うので、記事を追加させてください。「音あそびコンサート」をリードしてくれるのは、片岡祐介さんです。片岡さんは、NHK教育テレビ「あいのて」で、”きいろのあいのてさん(下の写真左)”として大活躍した打楽器奏者で、日本を代表する即興音楽家です。
⬆ NHK教育番組「あいのて」の一場面から。左が片岡祐介さん。
●聴くより見るより♩「超脱力系」音楽で遊ぶ
この片岡さんの「音あそびコンサート」の特徴は、一言で言うと「超脱力系」。力の抜けた感じがなんとも魅力です。身の回りのものや打楽器をめいめいに、かなりテキトーに叩いて、みんなでセッションするんだけどこれが楽しい~。私は残念なことに何ひとつ楽器の演奏ができないんです。でも、即興音楽家の片岡さんに出会ってからというもの、「音楽って聴くより遊ぶ(演奏する?)ほうが楽しい」と知りました。
音符?読めません。そんな私ですが、テキト~にかき鳴らす音と子どもが叩く太鼓の音が、いい感じのセッションになるのは面白い体験です。音を遠慮なく鳴らすってのは、それだけで単純に快感です。鳴らした音がほかの混じり合って耳に返ってくるのはこれまた面白い。加えて、片岡さんが大事にしてくれるのは、楽器の音色だけじゃないんです。その場にいる赤ちゃんが「わ~~」とあげた声までうまい具合にとけこませてしまう。赤ちゃんの肉声も、今このタイミングで絶対に必要だったと思わせる。不調和の調和というのかしら。共生の音楽というのかしら。
●ワイワイ遊ぼうね!
こんなふうに楽しい。だから平塚でも開催したいと思って、明日(2/18)の「音あそびコンサート」を企画をしました。楽器をひけない人も、もちろん腕に覚えのある方もどうぞ。赤ちゃんから参加可能です。気軽にご参加ください。会場は、床がほっかほっかの、ひろーいスペースです。この際、音楽なんて脇において(え?)、みんな遊ぼう。走り回っちゃおう。子どもたちのその足音も、無くてはならないこの世の大事な音。ワイワイ遊ぼうね~!
⬆ 昨年10月に相模川河川敷「水辺の楽校」の秋祭りでの片岡祐介さんと。