ホースセラピーを相模川河川敷でやりました
ここ、どこでしょう?
日本じゃないみたいでしょう。いえいえ、日本だし、平塚です。昨日、相模川の河川敷。相模川の河川敷にある原っぱ、「馬入水辺の楽校」に馬がやってきました。馬との出会い体験(ホースセラピー)のイベントが行われました。主催はNPOセンターインフォメーションセンター。
馬の存在って、すごい。工場郡も視界に入るだだっ広い原っぱの景色が、そこに馬がいるだけで、まったく別モノに見える!絵本の中にある世界みたい。これには本当に驚きました。
ホースセラピーって、ご存知ですか。ヨーロッパでは長い歴史があって、身体に障害がある方のリハビリに使われるだけでなく、心の病いを抱えた方の回復を助ける効果もあるそうです。昨日のホースセラピー体験は、馬はどんな生き物か知るところから。仲良くなるための方法 ①餌をやる ②なでなでする ③一緒にお散歩する をやって、それから乗馬します。
このお馬さんは、マロ。北海道原産の道産子のお馬さん。自然の中で生き抜く力を持つ道産子はとても賢く繊細でセラピー向けなんだそう。まずは餌をやる。緑の草ならどんなものも食べるらしいんだけど、少しは好き嫌いもあるらしい。
マロ君は、特に笹がお好き。扱いにくくて嫌われ者の笹を、ムシャムシャ食べる。どうしてこんな固い植物を消化できるのだろう。実に不思議な生き物だなあ。
で、次。なでなでする。がっちりむっちりしていて温かい。触るだけでなんだかとても楽しい。
一緒にお散歩する。それから乗馬。乗馬するときには、首もとをなでて「よろしくね」と声をかける。綱を引くだけで面白い。400キロを超える大きな生き物と歩調をあわせて歩く。自分の進む方向にトットッと馬がついてくる。
私も馬に乗りました。乗ってみてびっくり。馬の歩く振動が体に伝わってけっこう強く揺さぶられる。なんだろうこの興奮。思わずニヤリとしてしまう。ニコリ、じゃないの。ニヤリ。ものすごく楽しいぞ!馬の背中に乗ると思いのほか視線が高くなって、広い相模川の河川敷の景色が一望できる。春の緑美しい河川敷。ヤッホーー!!
たまたま近くに公務があっていらしていた落合市長が立ち寄ってくださって、乗馬体験。乗馬体験があるのかしら。板についている。かっこいい!
教育長も乗馬体験。⬇いつも柔和な笑顔の教育長が、さらに笑顔で。
その後、近くにある会場に場を移して、昨日の会の主催「インフォメーションセンター」代表理事のよりたかつひこ氏と安冨教授の対談。対談テーマは「今こそ、馬に頼って生きる」。司会は私で、馬の生態、その魅力に迫りました。対談後の交流会も大いに盛り上がりました。ホースセラピーは、次回も平塚市内で開催予定です。このサイト上でもご案内しますね!お気軽にご参加を。