乳がん ~完治への道~ (かつらの話)
8/10(水)
かつらの話です。なくてはならぬ”癌治療の旅の友”、かつらの話を書きますね。手術後、私の主治医がすすめてくれたのが、『医療用かつら専門/an アン』 さん。抗がん剤投与前の主治医の説明は「必ず脱毛をきたします」。で、「かつらのおすすめはね an アンさんだよ」と。さっそく購入。抗がん剤治療に備えました。頭がかゆくなりにくいし、高品質の割に安いと思う。区切られたブースのなかで美容師の方の丁寧にやさしく対応してくれて、ほっとしたのをよく覚えています。ショートカットスタイルで6万円しないくらい。
今年3月、手術で入院をしていたときに、同じ病気の先輩がすすめてくれたのが、渋谷 SHIBUYA109 の店舗に入ってもいる『ナバーナウィッグ』。かわいいしこれで十分よ、とすすめてくれました。この先輩が、「私はかつらがよく似合ってね、いろいろ試して10個も買ったわ。かつらを楽しむといいわよ」と。ほっ~、10個も。で、このナバーナウィッグも購入。そうか、かぶってみてわかった。医療用かつらとおしゃれ用との違いが。医療用は丸坊主になっていることを前提につくっているのに対して、おしゃれ用はそうではない。ちょっと毛の量が少ないのだ。強風の場合に都合が悪い。しかしなかなかこれもよい。医療用よりもうんと安いしね。
しかしこの暑さ。夏、かつらはきびしい。「暑い 暑い たまらん」と言っていたら、今は抗がん剤治療が終わっている方から「前髪と後ろ髪だけの着脱式ウイッグがあるよ。」と教えてもらって、その方が使っていたのをいただいた。それが、『髪の毛帽子 With Wig』。暑い夏、これで乗り切りたいわ。ほかにもいろいろおすすめグッズ ”癌治療の旅の友” があると思います。”旅”は楽しいほうがいい。つらつら書いていきますね。