いよいよ明日から本番。新しい挑戦のはじまりです。
4/16(土)
●個人的な悩みの中には政治が解決すべき課題がある。
これまで毎週末、平塚駅でやってきた街頭演説では、
本当に多くの方に会いました。
よっ!と声かけて励ましてくださる方だけでなく、
誰にも言えずにいた暮らしの不安を街頭のその場で
訴える方も多かったです。
私は、一見個人的とも思える相談ごとの背景には、
本当は政治が解決するべきことがあると考えています。
実際、全国で初めてつくった自殺対策の条例には、
私自身がさまざまな相談を受けていたなかで見えてきた課題
《とことん追い詰められるまで
どこにも相談すらできないでいる現状》を
なんとかしたいという思いを込めました。
幸い、平塚市議会の最大会派(当時)が提案してくださり、
これが実現しました。
●向き合いながら政治活動を続けていきます。
自殺対策の条例はできた。支援の枠組みもある。
だけど、この枠組みにたどり着けない人がいかに多いことか。
枠組みに辿りつけるようにするための具体策をつくりたい。
もちろんまだまだPRも足りてない。
人が生きていく上での不安感を少しでも和らげること、
それが地方自治体のもっとも大事な責務だと考えている私は、
3回目の挑戦に向けてやる気も気力も十分でした。
そう思って走り続けている矢先、あの大震災のちょっと前です。
乳がんになっていることがわかりました。
驚きました。頭が真っ白になりました。
先の見えない不安に押しつぶされそうになりました。
幸い乳がんを専門にする医師からしかるべき治療を
受けられることになり、
家族や後援会の方たちと話合いを重ねて、
病気と向き合いながら政治活動を続けることにしました。
一見個人的とも思える悩みの中には、
本当は政治が解決するべきことが含まれている。
政治が担うべき解決策は何なのか考えるのが、
政治家の重要な役割だ。
そうだとすれば、
私が抱えることになった乳がんとの闘いのなかにも
政治の役割があるに違いない。
その大変さも厳しさもよくわかるはず。
今までよりももっと当事者に近い立場で
様々な問題を解決することができると確信しています。
これまでの実績を活かしつつ新しい挑戦をしていきたい、
そう考えています。