ヘンテコパワー☆にやられるな!

4/13(火)
08:00~11:00   事務処理をする
11:00~13:30   市役所の担当課にヒアリング
13:30~17:00   事務所で ボランティアの方と発送作業
20:00~22:00   HP更新など 


足立区の自殺対策 「橋渡し役」を保健師さんが
今晩、3チャンネルで、足立区の自殺対策の取組をやっていました。

足立区では、区役所の保健師の方が、
区役所の精神保健の相談や多重債務の相談に来た人を、
生活保護につなげる取組みをしている、という内容でした。
この区の保健師の方が、必要とあれば、
自宅訪問もしながら踏ん張ってくれていました。
本当に素晴らしい!と思いました。
平塚も、平塚流のやり方で、
ぜひともこうした動きをつくっていきたい。


自殺対策にはこうした窓口と窓口を
つなぐ「橋渡し役」が、
不可欠です。誰かが支援しないと、
生活保護の申請すらできない。



● 自殺対策 ヘンテコパワー☆にやられるな
江口自身も議員として、「橋渡し役」をしています。


ただ、この「橋渡し役」を担うのは負担が大きい。
ストレスがかかる。
足立区の保健師さんたちの取り組みは、
本当にすばらしいのですが、
一部の職員の方だけにゆだねてしまうと、
キツイだろうと思う。
なぜか。
誤解を恐れずにいうと、
「ヘンテコパワー☆」にやられてしまうのだ。
「橋渡し役」を担って活動していると、
アルコール依存症だったり、
ギャンブル大好きだったり、
おかしな手紙を送ってきたりする人と出会う。
なかには、ストーカーっぽくになる人もいる。
どう考えても、「おい!変だぜ!」と思う人が、
けっこういる。
これを、私は、「ヘンテコパワー☆」
と呼ぶことにしています。



自殺対策に取り組むといっても、
「所詮、無理でしょう」と感じる人が多いのは、
このヘンテコパワー故だろうと思う。
ヘンテコパワーの威力を体験した人は、
「そんな耳障りのいいこといってもさ。
ありゃ、無理だな」
となるんじゃないかと思う。


手ごわいんだな。このヘンテコパワーは。


●「畑に来るのが忙しいから競輪場に行かない」

最近、サポーティングハウス「ひだまり」
(緊急避難用に市民の有志がアパートを借りて、
野宿者支援のために炊き出しをやったりしています)
では、畑班ができました。


市内の使っていない土地を
ただで提供してくれる若い女性がいて、
野宿のおっちゃんたちが楽しく畑をやっています。
競輪とアルコールが好きだった野宿の男性が、
毎日のように畑に出て、
鍬を持ってがんばっています。
竹の根が繁茂した荒れ地を
どんどん耕してくれています。
陽がよくあたる畑には、
玉ねぎが植えられていました。
こないだ、この畑に遊びに行ったら、
「畑に来るのが忙しいから、
競輪場にいかなくてすむ」と笑っていました。