3月議会市長への質問 ~なぜごみ焼却炉はこんなに高い?
3/9(月)
07:00~08:45 議会質問の確認など
10:00~15:00 3月議会本会議5日目
15:00~16:00 議会傍聴に来てくださった方と話す
16:00~17:00 都市建設常任委員会の質問の通告作成
20:00~22:00 事務処理など
●3月議会 市長に質問をしました
江口の3月議会の質問内容です。(この内容は、
議会質問の前にあらかじめ市に提出しました)
まず、来年度の予算編成について質問しています。
とりわけ、ごみ焼却炉の建設費については、
「なぜ、こんなに高いのか?」と質問しています。
また、今年度から平塚市でスタートした
「平塚市民のこころと命を守る条例」に基づいて、
どんなことをすすめてきたのか、質問しています。
●
1.平成21年度当初予算
(1)(仮称)次期環境事業センター整備など大規模投資的事業について
①市長の予算編成における基本的方針は
法人市民税収入が前年度対比大幅なマイナスになる。
しかし一般会計の歳出総額は増大している。
深刻な不況の中の真っただ中にあって、
市長はどのような基本的方針をもって、
一般会計歳出増額の予算編成をしたのか。
②平成21年度はどのように税金が使われるのか
各区分ごとの予算額と構成比、前年度対比増減額と増加率は?
増加率が高い順に示してほしい。
イ.目標年次を平成28年度までとする平塚市総合計画の
計画期間中における、性質別歳出の各区分ごとの推移は、
どのように想定しているか。
平塚市総合計画で予定されている投資的事業を計画どおりに
推し進めた場合、投資的経費の増加傾向は、
具体的に何年度まで続くのか。
③(仮称)次期環境事業センター
平成21年度予算案には、新しいごみ焼却炉の
建設費146億円、運営費143億円、合計289億円が、
債務負担行為によって計上されている。
現在平塚市が使用しているごみ焼却炉は、
建設費と修繕費をあわせて約60億円。
1炉あたり約20億円。
一方で、新しいごみ焼却炉建設費は
1炉あたり約50億円になる。約30億円も高くなる。
なぜ、これほど高くなるのか。
イ.現在、平塚市が行っているごみ減量化のための具体的方策は?
長年、環境分野をテーマに掲げている政治家として大蔵市長は、
ごみ排出抑制の重要性をどうお考えになっておられるのか。
また、市長ご自身が、排出抑制の具体的戦略や構想があれば
お聞きしたい。
2.今、市民の暮らしと命を守るために
(1)市民の暮らしの変化と実態について
まず、平塚市民の年間平均所得の推移や
生活保護の相談・申請件数について、
過去10年間の推移を示してほしい。
今年1月23日には内閣府から
「現下の経済情勢を踏まえた自殺対策の推進について」が通知された。
自殺対策のさらなる推進が全自治体に求められている。
経済情勢と自殺者増加の関連性について
平塚市はどのように考えているのか。
(2)平塚市民のこころと命を守る条例 自殺対策について
①施政方針について
平成21年度の施政方針には、厳しい経済状況のなかで
市民生活の現状を直視した施策展開をしていく明記されていた。
景気悪化の今、一人でも自殺者を減らしていくという
強い意思表示を市長が示すべきではないか。
②来年度予算と実施予定事業
まず、条例施行後の今年度の事業予算額、
実施事業と成果はどのようなものでしょうか。
次に、来年度の予算額と実施予定事業も説明してほしい。
実施事業では、今年度の事業成果を生かし、
「相談窓口 70か所一覧表」を小中学校全生徒に配布するなど、
情報の周知の徹底を図るべきではないか。
③関連計画との整合性について
平塚市民のこころと命を守る条例との
整合性や方針の一貫性と担保するために、
「健康増進計画」などの中に自殺対策を位置付け、
自殺者を減らすための目標設定をするべきではないか。