新年の炊き出しとパトロールに思う

1/5(月)
08:00~09:00    自宅で電話連絡など
09:30~11:30    江口事務所へ 事務作業などをする
13:30~17:30    知人のお宅へ挨拶回りと12月議会の報告へまわる
18:00~19:30    街頭演説用のマイクなどを買いにいく

先日1月3日は、市民団体の「平塚パトロール」のメンバーたちと
市内のホームレスの健康状態などを確認するために、
パトロールに参加しました。
この日は、お正月だということで、炊き出しもしました。
みんなで集まっておにぎりづくりをしました。
新年早々にもかかわらず、何人もの方が
おにぎりづくりにかけつけてくれました。

夜、できたてのおにぎりをもって、
点在する市内のホームレスに話しかけながら、
渡して歩きました。
深夜12時前には、
65個あったおにぎりのすべてを配り終えました。
平塚市はホームレスが県内で3番目に多いまちです。
横浜市、川崎市、その次に平塚市が多いのです。
こうした平塚の厳しい状況のなかで、
「平塚パトロール」という市民団体の方たちが
市内のホームレスの健康状態などを知るために、
毎月第一土曜日夜と毎月第三日曜日の昼間に
平塚のまちをまわってくれています。
平塚パトロールのメンバーらは
普段は、炊き出しなどの食事の提供はしません。
一時的な食事の提供をするのではなくて、
長期的に暮らしぶりの改善をしていこうとするの目的だからです。
江口が参加した3日夜も、
「平塚パトロール」メンバーたちは、
単におにぎりを渡すだけではなくて、
ひとりづつ、本当に丁寧に話しかけていきました。
メンバーの中に、平塚診療所に勤務している方がいて、
(平塚診療所では、病院の医師らと協力して、
ホームレスの治療やケアにあたってくれています。)
その方が、
「体調が悪かったら私が勤務している平塚診療所にきてね。
必ず来るんだよ。」とビラを手渡しながら声かけてまわるのです。
私は実は、驚いてしまったのですが、
この女性は、寝ているホームレスに顔を近づけて話しかけるのです。
耳の遠いホームレスがいたので。
できないことです。
私は、彼らを、「ホームレス」とひとくくりに見ているから
なんだろうと思います。
ホームレスと人間関係を上手につくりながら、
その自立を目標に長年活動をしてきている
平塚パトロールのメンバーの姿には、
改めて考えさせられものがありました。
自分の中の「差別」意識に改めて気付かされる
パトロールだったわけです。
ただ単に、政治が悪い!と言うだけでなくて、
まさに地べたを這うように活動する平塚パトロールのメンバーから、
私は学ぶべきところがたくさんあると感じました。