ホームレスの巡回相談に同行して
7/12(木)
09:00~09:15 電話連絡をする
09:30~12:00 市が行っているホームレスの巡回相談に同行
13:30~18:00 ボランティアの方と江口事務所で事務処理をする
20:00~23:30 デザイナーの友人とニュースの編集作業をする
24:00~24:30 商店主の方から市民相談をうける
平塚市が行っているホームレスの巡回相談に
一緒に連れていってもらいました。
海岸近くの砂防林のなかで暮らす
ホームレスの方のブルーテントをまわりました。
以前は、神奈川県で、非常勤の相談員さんをお願いして、
ホームレスの巡回相談をしていたのですが、
県が市町村にこの仕事を譲り渡すようになってから、
市が巡回相談にかかる費用を予算化して、
行うようになっています。
巡回相談にまわってくださっているのは、
平塚市だけでなく近隣も巡回してるという
非常勤の方お二人と、
市の職員の方。
砂防林のテントをひとつひとつまわって、
「体調はわるくない?大丈夫?」とか、
「最近はどのくらい稼げているの?」とか、
「怪我はあんまりひどくならないうちにね」と、
話しかけていきました。
こちらから話しかけると、
青いテントの下で、
「今のところ、なんとかやっているよ」
というような答えが返ってきたりして、
少しづつ会話のやりとりがすすみます。
砂防林のなかは、
すごい湿気で、蚊が猛烈にいます。
大変な環境です。
行政が、ホームレスのパトロールをするのは、
彼らに、「自立」してもらうことが目的です。
もらえるはずの年金があるなら調べて支給できるようにしたり、
生活保護をとったほうがいい人には、
生活保護制度の案内をしたりしていました。
一人ひとり事情が違うので、それぞれに
対応をすすめていく、ということでした。
ホームレスの問題は、
実にさまざまな見方があって、
偏見も多い。
だからこそ、実際に、
砂防林を歩く経験を積みながら、
どうすることがいま、求められているのか、
しっかりと考えていくようにしたいと
思っています。