「パークイン平塚」の耐震強度

12/26  
(体調が悪く午前中お休みをいただきました。予定していた街頭チラシ配りも休んでいます)
・13:00~14:30 HP更新
・15:00~16:00 銀行振り込みなど事務処理をする
・16:00~18:00 市民活動センターへ行く、市民の方の所へ行く
・19:00~20:00 耐震偽造ホテルの近隣住民説明会に行く
・20:30~21:20 同僚議員と話しをする
●「パークイン平塚」の耐震強度●
今日が2回目の近隣住民説明会でした。出席者は、平塚市の都市政策部長と担当部長、建築指導課長、建築指導課職員、パークイン総支配人とアサヒプランナーズの代表取締役。
今日の説明会で、あの姉歯元建築士が耐震強度を偽造したホテル「パークイン平塚」の耐震強度が明らかになりました。0.61です。震度5強程度の地震では倒壊の恐れはないとしています。しかし大地震に対しては問題があるとしています。もっとも気になる今後の対応について平塚市と事業者の(株)アサヒプランナーズとでは見解が異なっていたように思います。発言の要旨を書きます。
平塚市:耐震診断はすでにスタートしている。耐震診断のあと耐震診断検証をして、評価したあと、改修工事をするかどうか決定する。現時点では補強後の目指す数値がわからない。国のガイドラインを待ちたい。平塚市独自で先行するのは避けたい。
事業者:行政は基準がないからと逃げ腰だ。平塚市に(独自の)ガイドラインを出してもいいのではないかと(われわれは)言っている。耐震強度の数字が明らかになったので、補強工事ですすみたい。
●「将来はグループ化したい」●
「パークイン平塚」の建築主は(株)アサヒプランナーズ。設計者が平成設計(株)、施行者は窪田建設(株)、(株)丸山工務所です。
このホテルの確認時物件名は(仮称)平塚・明石町SGホテルです。私は昨日の説明会で、「なぜ、施工者の丸山工務所は説明会に出ないのか。アサヒプランナーズは丸山工務所の一部門と認識しているが、どういう関係になっているのか」と質問をしました。
これに対してアサヒプランナーズは、丸山工務所とは資本においてもつながりがある。施工者が説明会に出席することなど考えてもみなかった、というような趣旨の回答をしていました。
次回以降の説明会にはぜひ出席してほしいものだと思う。また、アサヒプランナーズは、こんなふうに発言していました。「(確認時物件名(仮称)平塚・明石町SGホテルの)『SG』の意味は、「総合経営研究所」の略からきている。総合経営研究所は日本でトップ。2位は東横イン。パークイン平塚は総合経営研究所の204番目のホテル。将来はグループ化していきたいと考えている。」
●構造計算書の偽造があったホテル 38物件●
12月22日時点で、偽造ホテルが全国で38もある。まだまだたくさん出てくるかもしれない。国会の証人喚問に感じたことと同じことを、平塚のなかでも思う。
今日の説明会でもそれを感じた。そもそもいったいどこにこの問題の責任があるのだろう。マスコミも本当のことを書いてないように思う。そう感じている人は私以外にも多いのではないだろうか。