構造計算書の偽造問題 平塚市の対応

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・5:00~8:30 決算の討論原稿を書く
・10:00~11:30 12月議会初日
・11:40~12:20 議会運営委員会傍聴
・13:00~14:30 市役所ヒアリングなど
・15:00~17:00 自宅で事務作業をする
●構造計算書の偽造問題 平塚市の対応●
今日の議会運営委員会で、助役からパークイン平塚の構造計算書の問題について報告がありました。11月21日に神奈川県からメールで平塚市に連絡があったそうです。この連絡を受けて、平塚市は、22日・23日と市役所職員の手で構造計算の再チェックをしたということでした。国の検証作業を待たずに、市の担当の方たちは、構造計算の検証作業にいち早く取り組んだということでした。
パークイン平塚は、構造計算を姉歯設計事務所に委託していました。建築確認は平塚市がおろしています。横の揺れに弱く、必要な数値の60~70%しかないというのです。震度いくつの地震までならば耐えうるのか、そうしたことはまだわからないという説明でした。パークイン平塚が平塚市に建築確認申請を出したのは、平成13年の8月7日。確認がおりたのは8月30日。
街中では、この話題で持ちきりだ。民間の指定機関で建築確認をするいまの制度のあり方に問題があるのでは?と言われていた矢先に、平塚市が確認をおろした建築物でもこうした問題が発覚したとあって、新聞でもテレビでも報道されている。今日の助役の説明は、「データを改ざんされると見抜くことができない。これは民間も全国どこの行政も同じだと思う。800ページに及ぶ書類にある数字をすべてチェックするのは難しい」という説明でした。現実論としてはそうなのかもしれない。
しかし、こうしたことをぱっと言い放たれても、市民としては不安が募るばかりなのではないだろうか。あのホテルはまちのメイン通りに面している。私もあの前を通らない日はないくらい。大変なことになった。
●広がる不安●
今回の耐震計算書の一連の偽造問題が報道され、民間の検査機関「イーホームズ(東京都新宿区)」の名前が出たとき、どうして私はこの会社名を知っているんだ?と、とっさに思った。
すぐに思い出した。杏雲堂病院跡地の高層マンション・湘南袖ヶ浜レジデンスが建築確認を出したのが、イーホームズでした。姉歯建築士はイーホームズについて、「複数の検査機関を経験したが、イー社が甘いとわかった。
ある別件では期限ぎりぎりだったので、偽造計算書を提出し、後で(正規文書に)差し替えるつもりだった。ところが審査に通ったのでびっくりした(11月25日 毎日新聞)」と話している。
事業主は、すぐにでも検査をやり直すべきだと思う。行政からは強く指導してもらいたい。不安がひろがるばかりだ。