日本一深刻な商店街 「このまちを元気にしたい」

3/30 
8:00~9:00 いただいていたメールに返信など
10:00~11:00 平塚市博物館へ
15:30~21:30 東京山谷のまちづくり・ホームレス支援を取材
今日は、東京台東区にある山谷地区へ取材に行きました。友人がここで新しい挑戦をしているのですが、その活動を見に。大学で都市計画を勉強していた私の友人は、いま31歳。彼女は、山谷の簡易宿舎に暮らす生活保護受給者やホームレスや簡易宿舎のオーナーや地域の人たちも、みんなを巻き込んだ「まちおこし」をしようとしています。
研究者である彼女は、NPOを立ち上げようとしていて、山谷のさまざまな人が集うサロンをつくろとしています。このサロンは、外国人観光客向けのインターネットカフェとしての側面も持つもので、生活保護受給者やホームレスに対するケアやサポートもするというのです。
●日本一深刻な商店街 「このまちを元気にしたい」●
彼女が、サロンをオープンさせようとしている店舗がある、「いろは商店街」を見て、驚きました。夜の8時を過ぎていたのですが、アーケードの下には、100 人弱のホームレスが横になっていて、大きないびきが響いています。空き店舗だらけ。夜にはすべてのシャッターがおりています。
友人から、「このまちの商店主にはひどい絶望感がある」と聞いていたのです。商店主の”絶望感”。商店街を歩いてみて、その意味がよく分かりました。恐らく、ここは、全国でも1位か 2位を争う、深刻な商店街だろうと思います。
彼女は、いろは商店街のアーケードの下で、「私は、このまちを、なんとか元気にしたい。」と言ったのですね。私はまったく圧倒されてしまいました。
●フラットな感覚で 実行していく●
友人は、「行政がホームレス支援に積極的でない」とか、「中心市街地の衰退を真剣に受け止めていない」とか、そんなことは一言も言わない。研究者としての学問上の裏づけもあるアイデアを出して、仲間を増やして、自分で実行していくんです。とてもフラットな偏見のない感覚で。
私は最近思うのですが、議員のやるべき仕事をしようとするあまり、時として思考や行動が安易なところで停止してしまっているのではないかと。彼女の活動を見て、その思いがますます強くなった。
3/29 
10:00~12:00 四之宮にあるなごみサポートセンター取材
19:00~21:00 まちづくり勉強会主催の勉強会@市民活動センターで