通行量1万台の道に 渡り廊下
2/25
10:00~13:00 まちづくりについて市民の方と話し合う
15:00~18:00 議会質問原稿作成
20:00~22:00 議会の質問原稿を書く
●通行量1万台の道に 渡り廊下●
建築審査会で同意が出ました。江南高校の東側にある専門学校が、新しい校舎と旧い校舎をつなぐ渡り廊下をつくる計画を出していて、昨年から建築審査会で審査されていました。3回目の2月16日、通行量1日1万台以上の通りをまたぐ、この渡り廊下の建設計画に対して、審査会から「同意」の結論が出てしまったのです。
私はあえて、「同意が出てしまった」と書いています。これからもっと詳しく問題点を整理していかないといけないのですが、いくつか考えないといけない点があると思います。
1つ大きな問題だと考えているのはその手続きの流れ。2点目は、大地震が起きたとき、渡り廊下が落下する可能性が高いということ。そうなったら、もちろん本当に危険ですし、1日に1万台以上の通行量のある道路が遮断されてしまうことになるのです。
この渡り廊下で確かに専門学校の生徒さんの行き来の安全は確保できるかもしれないれど、渡り廊下の下を通る1万台の車の安全はどう考えればいいのでしょう。
それに、その圧迫感。道路面から渡り廊下までの高さは5.73メートルしかありません。などなど、考えるとこの建築審査会の同意には、素人の私には納得がいかないところがいくつもあります。
●審議会の議事録 これが議事録?!●
私は、昨年開かれたこの渡り廊下についての第2回目の建築審査会に傍聴に行っていました。委員の先生方は慎重に、活発に議論していて、私は必死でメモをとりました。
ノートにはぎっちりとメモが残っていますが、役所が作成した議事録を見てびっくり。2時間半近くの議論が13行にまとめられているのです。これでは要旨の把握もできないのではないでしょうか。どのような審議がなされたのか、みんなが知ることができるように、すべてのやり取りを残して、しっかりとHPなどで公開していく必要があります。
いまのままですと、傍聴こそ許されているわけですが、平日の昼間に開催される審議会に足を運ばないと、どのような議論があったのか、実際のところを知ることができないのです。これは本当にまずいことだと思います。まちづくりの重大な決断がどういう議論に基づいてなされているのか、私たちには知る権利があると思うのです。