江口の4期目の任期最後の政治活動と選挙を振り返って

3月末からホースセラピーを仕事にする馬(道産子)のあんずが平塚に来てくれました。20日あまりの長期滞在でした。平塚にホースセラピー牧場をつくりたいというのが江口の願いです。しかし江口の4期目の任期中につくることができませんでした。牧場として使う土地の賃貸の交渉などをしてきていたのですが実現するに至らなかったのです。そこで、より多くの人にホースセラピーを知ってもらえればと考えて「実物」を連れてまちのなかを歩きました。これは4期目最後の江口の政治活動です。

平塚駅前では「まちかどホースセラピー」をしました。全部で15回ほど行い、1200人くらいの人に馬にふれあっていただきました。大きな馬の体はほっとするような温かさです。背や顔を撫でてもらったり、草をあげてもらったり、時にはみんなで馬を引いて歩いたりもしました。

馬は誰かだけになつくということがありません。誰かと誰かを区別するということがありません。固有名詞を持たない動物だと言われているのだそうです。この点は犬などと大きく違っています。犬は飼い主に懐きますが馬はそういうことがない。例えば、いつもお世話をしてくれる人と平塚駅前で初めて会う人との間に区別がないのです。区別がないので、初めてあった人があげる餌もいつも世話をしてくれる人がくれる餌も、まったく同じように顔を向け食べてくれるのです。

そんな馬の居る「まちかど」はいつもとはまるで違う場でした。こどもが中心に居る場所でした。こどもたちはおっかなびっくり馬に近づいてきてまず観察していました。しばらく見た後にちょっと触ってみる。触ると馬が反応する。「お!」とびっくりしてまた離れる。でもまたそっと近づいてくる。今度は草をあげてみる。馬はその都度新鮮に顔をむけていました。特定の誰かだけにリアクションするとかそういうことがないので、どの子もそれぞれに楽しそうでした。安心していられました。私は「まちかど」に馬と居ながら、馬は本当にすごいなぁと思いました。人間は偉い人や強い人にはいい顔し、弱い人を軽んじます。そうするまいと思って厳しく戒めますがこれがなかなか難しい。でも馬には差別がない。馬から学びたい。そう思いました。

馬は全身が筋肉です。エネルギーの塊みたいなんです。その馬を見ながらこどもたちは嬉しいやらちょっぴり怖いやらで、ぴょんぴょん跳ねていました。こういうのを命の躍動感というのでしょうね。病気や障害を持つ弱い大人も安心して立ち止まれる場所になっていました。大人たちはそれぞれに手元にある課題をそっと語ってくれました。誰も差別をしない馬の存在が、誰もが対等で安心して語れる言論の舞台をつくってくれた、そんなふうにも感じました。

4月14日、市議会議員選挙が始まりました。今回も江口選挙は手作り感満載でした。選挙対策メンバーも十数人と決して多くはありませんでしたが、みんなで動き、動きながら考えました。その日その時の活動を柔軟に作り替え、アイデアと持てる力を数珠玉みたいにつなげていきました。準備が追いつかず選挙カーの手配ができませんでした。駅から離れた地域での宣伝活動はまったく不十分だったと思います。そんな小さくて静かな手作りの選挙でしたが当選できました。とても嬉しいです。

これは私の持論ですが、どんな選挙をするかによってその後の政治活動が決まります。大きな団体や組織からの支援が一切ない草の根選挙で当選することができたので、大きな団体や組織の顔色を見て政治活動をしなくてすみます。また今回は馬のあんずが、区別や差別がない社会のあり方というのはどういうものかを教えてくれました。この学びを生かして政治活動を続けていきたいと思います。

さて、選挙の結果は3位とこれまでよりかは奮いませんでした。得票数は4489票です。これについては客観的な評価や分析をする必要があります。不足はしっかり補う必要があります。しかしあくまでも江口らしくのびのびとやりたいと思います。当選後、あちこちから「トップ当選でなくて残念だったね」と言われました。たしかにそうだなと思いました。ですが、こういう選挙結果の時は学ぶ事が多いものだなと感じてます。浮かれた気持ちがひとつも湧かないのです。とてもいい機会です。今後ですが、4月いっぱいは前の任期最後の宿題と片付けをしていきます。また連休中は選挙の報告と会計処理をします。連休明けはさっそく市議会臨時会が開かれます。みなさま引き続きよろしくお願いします。

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