がん患者体験をお話するチャンスをもらいました

がん患者としての体験をお話しするチャンスをもらいました。10月1日(日)午前10時から辻堂駅そば藤沢市明治市民センターが会場です。「湘南医療を考える会」が主催の集いです。当日は午前10時から11時まで1時間くらい私が話しをして、そのあと質問やら懇談会というタイムスケジュールです。テーマは、「がん患者としての体験とそこから見えてきた医療政策の課題」とさせてもらいました。

 

末期がんの一歩手前までこじらした乳がんだったのに、がん告知を受けてどこかほっとしました。がんになって、「あー休めるわ」と、そう思ったんです。相当やばいやつだったなぁ。加えてがんは治してもらえるものだと思っていました。お医者さまにすっかり依存しきっていたがん患者体験から、いよいよ追い詰められて、「自分でつくったがんなんだし、自分で治せるな」と開き直ってからの江口流の養生の日々。自分の心や体の状態に向き合いながら、それを起点にして学ぶ楽しさを知りました。今でもトライ&エラーの繰り返しです。ですが、ずいぶん楽しくなりました。

 

10月1日の「集い」はどなたでもご参加いただけます。特に事前の申し込みはいらないそうです。お気軽にどうぞ。詳しくはこのチラシをご覧ください。主催者の方がチラシを平塚市内のスーパー・しまむらさんへ掲示のお願いにまわってくださったので、いまお店でも貼り出ししてもらっています。ありがとうございます。

 

昨日9月15日は江口の誕生日でした。42歳に。癌がわかったのが35歳のときでした。もうすぐ7年になります。癌になって良かったなぁとしみじみ思う毎日です。「集い」では、がん患者体験を通じて政治家として考えなおしたことも話せたら。今日はあいにくの雨模様ですが、よい週末をお過ごしください。私もこれから出かけます。