神奈川新聞 『区画整理事業 資金枯渇 行き詰まり』

9月26日付け神奈川新聞に、『平塚・真田地区 区画整理事業 資金枯渇 行き詰まり ツインシティにも暗雲』という見出しで記事が出ていました。


●以下、神奈川新聞記事から抜粋。
平塚市北西部の小田急線東海大学前駅南側で進められている「真田特定土地区画整理事業」(組合施行、1994年開始、約12.7ヘクタール)が混迷を深めている。2000年完了予定が、現在も終了の見通しが立たない。事業資金は枯渇しゼネコンから訴訟も起こされている。助成を打ち切り「必要最小限の助言を続ける」という市に対し、地権者からは怒りの声も上がっている。市は、ツインシティ大神地区(約68.8ヘクタール)のまちづくりでも組合施行で土地区画整理事業をすすめる計画だが、同地区の地権者も市に不信感を強めている。(抜粋おわり)
●ツインシティ本格始動 4,000万円補助金に反対
この新聞記事が出た9/26は、平塚市議会の9月議会最終日でした。私は、一般会計補正予算に反対しました。補正予算のうち、ツインシティ整備事業を本格始動するための補助金4,000万円を支出するべきではないと考えて反対しました。
●総事業費もわからない事業に 税金は使えない
反対の理由は二つです。反対理由のひとつは、総事業費がいくらかかるのかわからないのに、4,000万円の補助を、組合設立準備会に出すことはできないと考えるためです。この4,000万円の助成を使って収支計画を含む事業計画をつくることで総事業費が見えてくる、ということでしたが、事業計画がまだない今の段階で、4,000万円の補助を出す妥当性を精査しようにも審査ができません。これが反対理由の一点目です。
●もう後戻りができない
二つ目は、この4,000万円を出してしまうと、もう後戻りができないと考えるからです。組合設立準備会は、事業計画をつくるためにかかる総額8,000万円のうち、残りの4,000万円を、事業協力者に求めていく、ということでした。ツインシティ整備の工事などを具体的に請け負う事業協力者、つまり企業は、当然に仕事を請け負うことを前提に金を出すわけですから、仮に、事業計画を作成した段階で事業に相当の無理があると判断されたとしても、事業そのものをやめるということはありえないだろうと考えます。総事業費、事業計画が明らかでないにもかかわらず、実質的に後戻りできなくなる今回の4,000万円の補助金は執行するべきではないと考えます。
●西の次は北の玄関 
民間企業をも巻き込んで一旦走りだした公共的事業が、法の定める流れにのって粛々とすすめられたら、いかに先行き不透明な事業内容であったとしても、途中でストップできないことは、真田特定土地区画整理事業で、私たちは経験済みです。


この真田特定区画整理事業は、「西の玄関口がうまれ変わる」などというスローガンをかかげてすすめられてきました。総事業費72億円、うち市の負担26億円超をつぎ込んで事業をすすめてきましたが、土地が売れず、借金が膨らで、挙げ句の果てにゼネコンから訴訟を起こされ地権者は困りはてています。
こうした状況が現にあるにもかかわらず、今年6月の広報ひらつかには、「動き出す、平塚の北の玄関」という大見出しで、ツインシティ整備事業が取り上げられていました。西の次は北の玄関です。私は、市外に住む人から、「平塚って、玄関つくるのが好きだね」と言われました。まったく笑えない冗談だと思いました。
↓今年6月の広報ひらつか


●反対した議員は少数 賛成多数で可決成立
ツインシティ整備事業に関して異議を唱えて一般会計補正予算に反対した議員は、私以外に、高橋紀英議員(無所属)、渡辺敏光議員(共産党)、松本敏子議員(共産党)、高山和義議員(共産党)。賛成多数で可決成立しています。
 

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