自殺対策議連で こころのカフェ きょうと を視察

 11/19(木)~20(金)
 5:50~8:30    京都へ移動
11:30~13:00  京都市こころの健康増進センター視察
14:00~16:30  和歌山県白浜に移動
17:00~17:45  白浜レスキュー隊のパトロールに同行
18:00~18:30  夕飯
18:30~19:00  藤藪さんの後を追いかけて三段壁へ行く
21:30~23:30  藤藪さんからお話しを伺う

●こころのカフェ きょうと  見学
江口が副代表の「地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会」の定例会をかねた研修会を行いました。
 まず
「京都市こころの健康増進センター」を訪問しました。
ここでは市民のこころの健康に関する情報提供や相談を行っています。

(写真 地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会メンバー、左から↓
田中 優子 東京都世田谷区議会議員
江口 友子 神奈川県平塚市議会議員
山本 芳弘 京都府大山崎町会議員
川口 洋一 大阪府高槻市議会議員
野本 恵司 埼玉県鴻巣市議会議員
今回、京都市こころの健康増進センターを訪問した目的は、
市民団体「こころのカフェ きょうと」の活動を見ることでした。

「こころのカフェ きょうと」は、
京都市こころの健康増進センターの一室を借りて、
自死遺族の方のために
『わかちあいの会』を開催しています。
また、『わかちあいの会』よりももう少し気軽に
気軽になんでも話すことができる
『フリースペース』も、定期的に開催しています。
以下は、「こころのカフェ」のパンフからの抜粋です。↓

●こころのカフェ きょうと 代表の石倉紘子さんのお話し
あまり時間がなかったのですが、こころのカフェ きょうとの代表で
ご自身も自死遺族である石倉さんからお話しを伺うことができました。

(↑ 中央が石倉紘子さん )
石倉さんは、「センターという公共施設の一室で、
自死遺族のための『わかちあいの会』や
『フリースペース』を開催できることが大事」と
おっしゃっていました。
なぜ、大事か?
具体的にこれまでの経験を踏まえてお話しくださいました。
石倉さんをはじめとするボランティアの方たちは、
『わかちあいの会』や『フリースペース』にいらした方の
相談を聞きながら、必要があれば、
生活保護の申請などの手助けをしているわけですが、
そのなかでも、
「ここぞ!」という場合(ご本人の体調など思わしくない場合)は、
京都市こころの健康増進センターの職員の方が、
市や保健所の保健士に対して、
生活保護申請窓口への同行を要請する
といったことをしているというのです。
つまり、公共施設であるこころの健康増進センターは、
単に、会議室を市民団体に貸しているだけでなく、
実質的に、協力して相談業務をやっているのですね。
これは、すごい!と思いました。
たとえば、
一家の大黒柱を自殺でなくして、
気持ちも生活も弱り果てている人がいるとします。
その方が、生活保護の相談窓口で、
「夫が自殺でなくなって、生活が困りました」と、
その困窮ぶりを生活保護申請の担当者に伝えることは、
実に難しいし、苦痛なことだろうと思います。
そもそも、人は、
本当に困っているときに何に困っているのか、
なかなか的確に伝えられない、ものだと思うのです。
加えて、
生活保護申請のための担当者からの質問攻めは、
相当気がめいるものです。
だから、家族を自殺で失って生活に困りどうしょうもないときに、
保健士さんが生活保護の申請に同行してくれるとしたら、
心強いだろうと思うのです。
自死遺族に限らず、精神的に追いつけられた方が、
生活保護申請を無事にして保護を受けるためには、
しかるべきだれかの同行や手助けがないと、
保護申請までこぎつけられないというのが、
実情だと私は思っています。
また、さらに、石倉さんたちは、
単に、行政サービスの窓口や法律相談窓口を
紹介するだけなくて、
その後どうなったのかも確認している、というのですから、
すごいですよね。
これこそ、必要な支援だと感じました。
こころのカフェ フリースペースは、
ただの会議室のまま使うのではなく、
下の写真のように、机にテーブルクロスをひろげて、
入り口には、かわいい飾りをつけて、
くつろげる温かい雰囲気づくりにも、
ボランティアの方たちが心を配っていました。
こういう心配りにも、すばらしいな、
真似したいなと思います。

(↑ センターの一室 こころのカフェフリースペース会場)

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