平塚市民病院の建て替えについて

6/25(木)
07:30~09:00   事務処理と電話連絡など
09:30~10:00   議会運営委員会傍聴
10:15~12:00   6月議会最終日など
13:00~16:30   江口事務所 6月定例ミーティング
17:00~17:40   振り込みなど 雑務
18:00~20:00   議会議員と市職員との懇親会
●平塚市民病院の病棟建て替え あらまし

(写真:平塚市のHPより)


市民病院の現在の配置図がこれ。↓。

市民病院病棟の南棟の建て替え後はこうなります↓。

つまり、バスロータリーからすぐの正面玄関から入ると、
手前側の建物(これが南棟)を壊して、
建て替える、というものです。
ここからは、市民病院の病棟建て替えの
あらましを、少し具体的に書きます。
メモ① 【いつ建て替えるのか?】
新救急棟は、平成23年度に建設、平成25年度に使用開始。
新外来棟は、平成25年度に建設、平成27年度に使用開始。

メモ② 【建て替えにいくらかかるのか? ---107億円です】
この107億円には、
新しい病棟建設のための建設費のほかに、
医療機器の購入費(8億円)、
今の病棟の解体費(4.6億円)なども含まれています。
(ちなみに、今、平塚市が計画をすすめている市役所の
建て替えにかかる費用は、100億円です。)

メモ③ 【病院の建て替えの財源は?---9割を借金で 1割を貯金で】
病院の建て替えは、9割を借金で、
残りの1割を貯金でまかなう計画です。
借金は、むこう30年間かけて返していく計画です。

メモ④ 【貯金は、いくら持っているのか?---8億円です】
今、市民病院が建て替えのために使える
貯金は、約8億円です。
メモ⑤ 【平成28、29年度には、運転資金がショートします。】
市民病院は、病棟の建て替えにあわせて、
昨年平成20年に
、「将来構想」をつくっています。
この構想には、資金計画やキャッシュフロー計算書が載っています。
それによると、平成28、29年度には、運転資金がなくなります。
運転資金がなるくなる、平成28、29年度は、
一時借入金を使う予定です。
●ローン返済で苦しい日々のやりくりは、
「クレジットカードの借り入れ」で?!
市民病院は、運転資金がなくなる、
平成28、29年度は、一時借入金を
使う、としています。
一時借入金というのは、
民間銀行からの短期借入のことです。
家計でたとえて言うならば、
「給料日前でお財布が空になったので、
クレジットカードでキャッシングする」ようなものです。
つまり、この市民病院の建て替えは、
住宅建設にたとえて言うならば、こんな感じでしょうか。
頭金、ほとんどなしの30年ローン。
建設後すぐの生活費は、
クレジットカードのキャッシングで。

なんと、ギャンブルなことだろう。

● 6月議会で、市長に質問しています。
6月議会で、
市民病院の病棟建て替えに関して、
↓のようなやり取りをしています。
(一字一句が、議事録どうりでは、ありません)
江口:
「病院の新棟建設が、病院の経営にどういう影響を与えるのか?」

病院事務局長:
「ひとつは、救急棟が新築することで、入院患者が増えるので、
収益に影響してくる。また、手術室が新しくなるので、信頼が増す」
江口:
「平成28、29年度は、期末現預金がなくなる。
倒産の危険性がある。どうやって乗り切るのか?」

病院事務局長:
「事実、将来構想では、28年度でマイナス7千万円、
29年度でマイナス7千7百万円の自主的な赤字になる。
が、平成34年度には、14億円の現金が残る。
なんとか返せる。資材高騰も落ち着くので、難しくない」
江口:
「一時借入金に頼るしかほかにないわけだが、
これまで赤字体質だった病院が、運転資金を
市中銀行から途中で借りられることができるのか、
慎重に考えないといけない。
入院患者の数をどんどん増やしていけば、さらに
医師たちは、過酷な労働を強いられることになる。
実際に、埼玉県の草加市では、新棟の建設後、
産婦人科の医師が一人もいなくなる事態になった。
一時借入金をあてにしないでも、建設できる規模の
に改めて検討する必要があるのではないか?」

病院事務局長:
「一時借入金をしてまで、という意見だったが、
この将来構想は、根本は、耐震が問題。
そこから話しがでてきている。
もし、改築しないのであれば、病院の存続にかかわる。
一時借入金の金額自体は、7千万という数字である。
それほどの大きな負担ではない。
医院長も申しているが、改築には、
医師のモチベーションの問題がある。
改築がとん挫したら、医師が逆に去ってしまう。
改築を進めるべきだと思う」

市民病院将来構想は・・・
議会での答弁をきいて、
江口は、「超楽天的」だと思いました。
病棟が新しくなると、
入院患者さんが増えて、収益に
はねかえる。
一時借入金を使うけど、
「大丈夫、乗り越えられる」。
施設が新しくなれば、
医師のモチベーションがあがる。
そのためにも、建て替えは必須だ、
というのですから。

江口は、「病棟を建て替えるな!」
と言っているんじゃないんです。
その病棟規模は、きちんと
見直さないといけないんじゃないか、
と考えるのです。
そもそも、病棟の建て替えは、
耐震強度が足りない、というところから
話しがスタートしています。
だから、建て替えましょう、と。
この病棟の建て替えにあわせて、
病院の経営も、国のガイドラインにそって、
見直していきましょう、ということで、
昨年20年度に、「市民病院将来構想」を
つくりました。
私は、議員として、
「将来構想」の案の段階からその情報を得ていました。
ですから、自省の念を持って、
発言するのですが、
この「将来構想」は、
一言でいうと、
【同じ平塚市内にある共済病院に負けない、
近隣の東海大学病院にひけをとらない、
病院をつくりましょう!】というものです。
この将来構想を読み返すたびに、
不安になります。
共済病院とたたかって、
どうするんだろう。
本当に、それが、みんなの医療の
環境がよくするだろうか。
とにかく、もう一度、
私たちの市民病院をどうするのが
よりベターな選択なのか、
平塚市民みんなのところに、議論を戻すべきでは
ないでしょうか。
病棟建て替えのスケジュールは、
どんどんすすめられているのですが・・・。



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