「空気を読まず個であれ」 小澤俊夫さんの言葉に後援会長だった矢口さんを見る

「空気を読まず個であれ」。
昨年の10月の神奈川新聞に掲載された小澤俊夫さんのこの言葉は、矢口さんと全く同じだ。

矢口さんというのは、私と阿部知子衆議院議員の両方の後援会長だった矢口仁也さん。亡くなる2日前におっしゃったのが、「空気を読むな。個であれ」だった。

矢口さんは、

空気を読むな。
率直に自分の思いを伝えろ。
相手が全く意見の異なるひとであっても、だ。
膝を付き合わせて具体的に議論するんだよ。
国会議員にまかせない。私たち市民一人ひとりがやる。
それしか戦争を防ぐ道って、ないんだよ。

と、言っていた。私はこれを134号線をドライブしながら、助手席にいた矢口さんの横顔をちらちらと見ながら聞いていた。
結局、この言葉が、矢口さんの遺言になってしまった。

 

矢口さんが今も元気だったら94歳になられているから、小澤俊夫さんは、矢口さんよりもお若いけれど、ほぼ同世代。お二人とも戦争の時代を学生の頃に生きてきている。いま矢口さんが生きていたらなんとおっしゃるだろう。私はいつもそう思っている。小沢俊夫さんの言葉に矢口さんの姿を見るからか、小沢さんの講演会をあべともこ衆議院議員のお仲間が企画してくれたと聞いて、とても嬉しい。来月2月11日です。

 

 

 

 

 

 

 

そうそう。小沢俊夫さんは、あのオザケンのパパね。最近のオザケンはパパに似てるな。

昨年秋の衆議院議員選挙の際には、阿部知子さんの街頭演説にわざわざ来てくれて、一緒に立ってくださった。そこに立っていてくれるだけで、安心感がうまれた。それも矢口さんの姿とかさなる。