男装をやめた東大安冨歩教授 アウトデラックス出演から

今月23日の23時、東大安冨歩教授がテレビ出演する!と聞いて、自宅にテレビがない私は、妹の家に深夜お邪魔して、テレビを見せてもらってきました。いや~、良かった!車を飛ばして、わざわざテレビを見にいった甲斐があったわ!テレビを見て感動したのなんてどのくらいぶりだろう。なので、ブログに「テレビ鑑賞記録」を書いちゃおう。

男装をやめた東大教授

安冨教授が男装をやめたのは1年くらい前からだそうで、「好きになるのは女性なのでなかなか気付かなかった。うっかり50まで男性をやっていました。」とおっしゃっていました。男装をやめたきっかけは、「もともとウエストが細い。女モノを履いたらとパートナーに言われた。女モノを身につけたら今までに感じたことのない安心感」だったそうです。

男装をやめて人生の新たな楽しみに出会う

男装をやめたら見てのとおり表情は一新⬇。授業も一新!人生の新たな楽しみに出会って、研究室を離れショッピングをエンジョイすることもあるそうです。お家でも女装だそうです。​

セクハラ発言には、スマートな切り返しで
出演者の方から「下着はどうなさっているんですか?」の問いには、にっこり笑って「セクハラですよね。」スマートな切り返し、さすが。

「男と女」というたった2種類におしつけるのは無理がある

レディな安冨教授を前にして、マツコさんが、「実際に女装をやるかやらないかじゃなくて、ゼロか百じゃないのよ、人間って。」って言っていました。続けて安冨教授は、「人間の脳って大きすぎるので、からだの性にぴったりあったかたちで全部構成するっていうのは無理だと思うんですよね。たった2種類に無理やりおしつけしようとすると腹がたつので、悪いことしたり余計なことをしてしまう。私も怒りとかがあったらか東大教授になったんだと思うんですよね。」とも。

「役割を演じることが自分の人生だと思い込むこと」の罪
レディな安冨教授はこう続けていました。「役割に自分を当てはめることを学校教育で叩き込んでいくんですね。で、長いこと学校に行っていると、役割を演じることが自分の人生だと思い込んでしまう。そうすると本当に自分がやりたいことが存在しなくなってしまう。こうなると人間は腹が立つ。腹立ったものって、なんかの形で出さないと人間は死んでしまうので、人にひどいことしたり、ひどい政策実行したり、あげくのはてに戦争をおこしてしまうんです」。役割を演じることをやめる。それが社会を良くすることにつながる。戦争を防ぐことにもなる。役割を演じない。身をもって実践する安冨教授の姿に、出演者の方から「かっこいい!」と声が上がっていました。本当にかっこ良かった~。