相模川で川水浴と魚穫り

先週の土曜日7月26日に、馬入水辺の楽校という市民団体主催の「川の自然学校」に行ってきました。このイベントは、相模川で、川遊びを教わりながらみんなで泳ごう!というもの。主催者の方から「子どもたちの心底からの笑顔がたまらなく嬉しくて、ものすごく準備が大変なんだけど、毎年やってんだ~。来ない?」と誘ってもらって、出かけてきました。


⬆ みんなで相模川で泳ぎました!

相模川は、上流の山梨県では、その名を変えて「桂川」と呼ばれます。この日のイベントには、山梨県の都留市、忍野村、河口湖町に住む子どもたちもバスで来ていて、16人が参加していました。私は、このイベントをだいぶ前から楽しみにしていました。何を隠そう、私、「相模川でぷかぷかしたい!」と前から思っていて、ついにそのチャンスがやってきた、というわけでした。そんなわけで、お手伝いをするようなフリして、実のところ、泳ぐ気まんまんで出かけてました。

そんな川水浴気分で臨んだ私は、川にたどりついたら、どぶ~んと水に飛び込むような気でいたのですが、そこは、違いました。講師の三森典彰(みつもりのりあき)さんの指導のもと、まず、ちゃんと準備体操をして、それからゆっくりと川に入り、浅瀬でライフジャケットの使い方を教わりました。突然、水に流されたらどうしたらいいか、そんなことも教わりました。

⬆ ライフジャケットを使って浮いてみる
そうやって十分に体を慣らしてから、ついに泳ぎましたよ、私も!


⬆ いや~楽しい!水も思いのほか奇麗です。
 

講師の三森さんのお話しでは、海よりも水質がいいということでした。川は汚いとばかり思っていたのですが、水質がきれいに保たれている理由は、相模川河川敷の平塚エリアの部分は、川岸に河川林や芦原やワンドが残っていて、そこに降った雨が、地下にしみ込んだあと、湧き水となって川に流れこんでいるからだそうです。長年、河川敷の自然を守ってきた市民の方の尽力と市の理解の賜物だということでした。

⬆ 相模川のワンド(湾処)。うなぎもいたよ!
⬇ 確かに、相模川の平塚側河川敷は広く緑が多い。ボート置き場のようなレジャー施設も少ない。

ひとしきり泳いでから、子どもたちは、ワンドの魚やエビを網で穫りました。大きなうなぎもいましたよ。平塚は、海水浴もできるけれど、川水浴だってできますね。そのためには、簡単な施設とインストラクターなどの配置が必要になるということでしたが、夏の一時に、期間を決めて、川水浴を楽しめるようになったらいいのに!と思いました。海と違って、網で簡単に魚やエビが穫れたり、楽しみが多いしね。