プラスチックごみ ぜんぶ燃やして処理 

 

●集めたプラスチックごみ 全量焼却

洗って干して分別して…。プラスチックごみをリサイクルするために、けっこうな時間とエネルギーをつぎ込んでいますよね、私たち。でもこのプラごみ、実は全量焼却されています。うっそー!と思うでしょう?でも本当なの。ごみステーションに出されたプラごみは、いったん市内四ノ宮にあるリサイクルプラザに運ばれ、人海戦術で汚れがひどいものとそうでもないものとを分別します。汚れものは市内大神にあるごみ焼却炉で焼却されます。一方、きれいなものは梱包して、川崎市などの製鉄所に運び込まれ、溶鉱炉でコークスの代わりに燃料として燃やされています。

●まやかしのリサイクル

国は、プラごみを燃料として燃やすことを『サーマルリサイクル』と名付けて、「サーマル(熱)」を「リサイクル(再利用)」しているものだからこれも一つのリサイクル!と言い切っています。実際はリサイクルできないものをあたかもリサイクルしているかのようにいう。しかもこれに多額の税金を投入していきます。

●市、電子レンジなどの家電リサイクルも計画

「要らないものは買わないで。ただのごみになるだけだから」と実態を伝えてPRすることこそ大事では?と市役所の担当者に話しをすると、どうも歯切れが悪い。それでは日本経済まわらないからね~と言われてしまいます。う~む・・・。ついでに言うと、平塚市は、平成27年度から、現在は粗大ごみとして出している炊飯器や電子レンジなどの「リサイクル」も始めようとしています。これも、結局のところ、市内で破砕・焼却しているものを、市外に移送し、破砕・焼却するように変えるだけです。