「消費税増税は今やるべきではない」の意見書を国に出す請願 

6/30(土)
昨日は、6月中の約一カ月間開催されていた平塚市議会の最終日でした。この最終日に、市長から出された補正予算などの議案などのほか、市民の方から出された請願について、各議員が賛成か反対かの態度を明らかにします。
私は、「消費税増税は今やるべきではない」との意見書を国に提出することを求める市民の方からの請願を、採択するべきだとしました。しかしこの請願は、多数の議員の反対で「不採択」になりました。
今、消費税をあげるべきではないと私も思う。それに、消費税だけをあげるべきではないと思う。やるならちゃんと税制改革してほしかった。6月26日の衆議院本会議で「税と社会保障の一体改革」の民主・自民・公明3党による修正案が可決されましたが、この3党合意した法の内容は、政府案よりもずっとマズイと思う。
税制改革で具体的なものは消費税の税率アップだけ。少なくても政府案では、所得税の累進度合いを高めることで高所得者に対する負担増が入っていたのに。3党案ではこれさえ削除されてしまったんだから。
それにだ、選挙のときには民主党があんだけ声高に唱えていた「後期高齢者医療制度の廃止」や「最低保障年金の確立」もすっかりどっかにいってしまった。えっ~、こんなのありなんかい?と思う。この法案が通れば、同法を受けて地方議会でもたくさんの条例が改正されて、具体的に私たちの暮らしが変わる。