3月議会の報告を、すこし

 3/23(金)
久しぶりの更新になりました。昨日で平塚市議会の3月議会が終了しました。落合市長は昨年4月に市長に就任したわけですが、自殺対策についての市長の考えや取り組み方針について改めて伺いたいと思っていました。そこで、私は、『落合市長の平成24年度自殺対策の施政方針』を問いました。これに対して市長は、「命を守るのは自治体の重要な責務。自殺は個人の問題ではなく社会的問題だ。具体的に対策をうっていきたい。しっかりすすむようにとりくんでいきたい」という趣旨の発言をしてくれました。本当によかった!ありがたい!と思いました。
残念ながら平塚市では、平成23年、65人の方が自殺によって亡くなっています。平成22年と比べて12人も増えています。これをちょっと聞くだけだと、震災があった年だし景気も悪いから、と感じる方もあるかもしれませんが、神奈川県内の近隣自治体の状況を見ると、そうだとも言いきれません。実際、横須賀市(-22人)、三浦市(-2人)、秦野市(-8人)、大和市(-7人)と、前年よりも自殺者が減っています。神奈川県全体をみても、前年よりも人数が減っています。前年対比で二桁も自殺者数が増えている平塚市の厳しい状況は、近隣他市のなかで際立っています。
そこで、先日の議会で私は、平塚市の状況は厳しいということを確認するために、過去5年間の平塚市内の自殺者数、自殺未遂者数の人数を明らかにしながら議論を展開し、これを踏まえた落合市長の今後の自殺対策の取り組み方針を伺ったものです。やりとりの詳細は、追ってまたご報告するようにいたします。