写真家 広河隆一さんの講演会に行きました

7/15(金)
報告が遅くなってしまいましたが、先月の26日(日)、藤沢で開かれた写真家広河隆一さんの講演会に出かけてきました。広河さんは、大震災が起きたあとすぐに現地に入っています。3月15日、飯館村で持参した放射線測定器を見たら毎時100マイクロシーベルトを超え、測定器の針が振り切れた、という話しからはじまった講演会。広河さんがこれまで何度も訪ね、その実態をつぶさに見てきたチェルノブイリ原発事故の実態と重ね合わせての話でした。

福島原発事故が最悪の「レベル7」に引き上げられたとき、マスコミを通じて私たちは、「チェルノブイリ事故の10分の1の放射能漏れの量」という言葉を聞いた。広河さんは、この同じ言葉を聞いて、「10分の1も出たのか!」と思ったという。私は、「チェルノブイリ事故での放射線漏れの量は、広島の原爆の500個分だった。その10分の1でも50個分になる」という言葉に改めて衝撃を受けました。

広河さんの本、「暴走する原発」(小学館)↓が講演会場でも販売されていて、飛ぶように売れていました。