9月議会 補正予算が否決されました

9/17(火)
05:00~08:00     予算書の確認と委員会質問原稿作成
09:00~09:40     電話連絡など
10:00~12:00     都市建設常任委員会 傍聴
12:00~12:30     同僚議員から話しを聞く
15:00~16:00     事務処理をする
16:30~17:00     駅北口で9月議会の報告するために街頭演説する
17:00~18:20     駅南口でマンション建設の計画見直しを求める街頭署名と演説
18:30~19:30     事務処理をする
22:00~24:00     教育民生常任委員会で自殺対策の質問をするので原稿書く
●9月議会の補正予算 11億円が否決されました
今日は、夕方から平塚駅北口の階段下で街頭演説していました。今日の都市建設常任委員会で、補正予算が否決されてしまった例の駐輪場建設のことについて話をしていました。
この9月議会に駐輪場建設費として9億3千万円が予算化されていました。この補正予算の総額は11億円余り。今日の都市建設常任委員会で、平塚クラブと公明党の議員がこれに反対して、否決が決まりました。
●駐輪場建設計画 どこに建つはずだったか
この駐輪場建設予定地は、ラスカ駐車場の西側の土地。線路沿いに長いこと駐車場になっていた場所がありますでしょ?あそこ。あの土地は、平塚市が26億円で購入したものでしたが、長いこと駅周辺の商店主たちを対象に月極めで貸し出されていました。ラスカ駐車場となりの線路沿いのあの広い平地を、「何なんだろう?」と思った方も多いのでは。この土地の活用方法や駅周辺の自転車問題は、平塚市の大きな課題でした。そこで、長年の懸案に市として一つの回答を出すべく出されたのが、5階建て立体駐輪場でした。
●駐輪場の1階部分には店舗を入れろ!の主張
補正予算に反対した議員たちの主張は、「駐輪場の1階部分には店舗を入れるべきだ!」というもの。まちのにぎわい創出のために、駐輪場に店舗を入れる必要がある、という主張でした。それに対して、市長は、「自転車置き場をつくることを優先させたい」としていました。
●商工会議所からの要望 
そもそもこの駐輪場建設計画は昨年の末のころから議会に示されていました。これまでの間に議論する時間はたっぷりありました。しかし、9月の補正予算が示された後の今月9月2日に、突如として、平塚商工会議所会頭から駐輪場にテナントを入れろという趣旨の要望書が市長あてに提出されています。テナント店舗をつくることで、駅周辺の商業集積の魅力が高まる、地元商店街ににぎわいの相乗効果が期待できるというのです。だから、テナント店舗を駐輪場の1階部分に入れろと。
●駐輪場につくるテナントで まちの「にぎわい」はつくれるのか
駅周辺の商店街をどう活気づけるか、どうにぎわいをつくるかは、駐輪場にテナントを入れることで支えうるような課題ではないと私は思う。もっと構造的な問題だし、駅周辺商店街全体で考えないといけないのではないだろうか。そんなことは私が書くまでもないことで、当然みなが理解していることだろうと考えると、駐輪場建設計画の反対は、テナントを入れるか否かとは違うところに話しが転がっていってしまっているのかもしれない。
●自転車で通勤している方の意向はどこへ
しかし、ごくごく素朴に私は思います。忙しい朝だもの、自転車で通勤する方はものすごい急いで、駅改札口へ向かいます。みな、できれば、なるべく改札口の近くの駐輪場に自転車を置きたいし、立体駐輪場ができれば、当然だけど、1階部分に自転車を置きたい。2階や3階に自転車をもっていくのは大変だし時間がかかる。こう考えてみると、1階部分にどうしてテナント店舗を入れるなどという発想になるのだろう。ここには自転車で通勤している方の意向は全く織り込まれていない。