「名ばかりの高さ制限」はNO!

7/17(木)
07:00~08:20   駅北口でニュースの配布
09:00~09:30   電話連絡など @江口事務所
11:00~12:00   事務処理をする
12:30~14:00   移動 湯河原へ
15:00~18:00   市民派議員会議主催 後期高齢者医療制度についての学習会
18:30~20:30   市民派議員会議 夕飯と懇親会
21:00~22:00   移動 平塚へ
●今日は駅北口でニュースの配布をしていました。
ニュースの内容は、6月議会で取り上げた「高さ制限」
についてです。
●「名ばかりの高さ制限」はNO!
平塚市は、地域ごとに建物の高さを制限するルール
「高さ制限」の制定を市はすすめていますが、
制度が決まる直前の今、内容が大幅に変わりました。
●7月22日から意見を募集しています
この変更後の高さ制限の「見直し案」が、
今月22日から法律に基づいて公表されます。
皆さんからの意見を募集していますが、
これがなかなかわかりにくい制度なので、
改めてここに書きます。
●そもそも「高さ制限」って何だ?
平塚駅の南側エリアは、高い建物がなく広々した感じです。
それには理由があります。
昭和62年に高さ15m以上の建物(5階建て)
が禁止されました。
これは法律に基づく制度で地方自治体が
独自に決められる制度です。
一般に「高さ制限」と呼ばれています。
今、平塚市は、「高さ制限」を市北側エリアにも拡げようとしています。 
高さは一律に同じではなくて、
地域ごとに制限される高さは異なります。
●平塚市の「高さ制限」制定にむけてのこれまでの流れ3年前 
マンション紛争増加をうけて制度づくり本格的に開始。

07年 8/15
高さ制限の案 公表

07年 8月末~9月末
市内各地域で説明会開催 広く意見募集 賛成多数。 

08年 3~5月 
商工会議所、商店街連合会、宅建協会、自民党・公明党が要望書を出す。

団体からの要望をうけて「見直し案」が出る。
ゆるい内容に変わる。

今月22日から法定縦覧が始まる 8月5日まで
●商工団体からの要望で 「見直し案」
今年5月末、平塚市は、議員に対して高さ制限の
「見直し案」を示しました。
これは、3月以降、商工会議所などから
市長に提出された要望書を受けたもので、
これまでの計画案よりもさらにゆるい内容になっています。
一定の条件はあるものの大規模開発の場合は、
「高さ制限」を超えてさらに高い建物を許可するというものです。
単に、高くするだけでなく、
同時に建物の容積も増やすことができます。
つまり、
「大きな敷地に高いだけでなくでっかい建物」が
建てられるようになります。

こうなると、周辺への影響はこれまで以上に大きくなり、
トラブルが増えることが予想されます。
たとえば、駅南側の杏雲堂病院跡地周辺の地域は、
これまで高さ制限がありませんでしたが、
今後は15mまでしか建てられないようになります。
しかし、これには条件がついていて、
敷地面積が大きい場合などは、31mまで高くすることができます。
●「名ばかりの高さ制限」はNO!
6月、このゆるい「見直し案」に対して、
住民の方たちが反対の意思を表明し
要望書を市長あてに提出しています。
また6月議会で、江口は、大蔵市長に対して、
「商工団体などからの要望内容を商業・工業地域に
反映させるだけでなく、住居系地域もゆるい内容に
変えてしまうのは問題だ。」と主張しました。
その後、同僚議員らとともに、
「見直し案」を改めて検討するよう求める要望書を提出しています。