「条例のある街」の著者に会いました

10/1(月)
07:45~09:20   いただいたメールに返信を書く 事務処理をする
10:00~10:15   銀行の方に会い資料を渡す
13:30~16:50   江口事務所でボランティアの方と資料発送の準備など
17:15~      移動 東京駅へ
18:45~21:00   慶応大学SFCの大学院
         公共政策系授業『パブリックポリシー」に出席

今夜は、慶応丸の内キャンパスへ。
慶応大学SFCの大学院の授業に
出ました。
大磯町のもと町議会議員の
大坂聖子さん
に声をかけて
いただいて、出かけてきました。
ゲストスピーカーは、毎日新聞の記者で
千葉県の障がい者の差別禁止条例をつくった
立役者の一人の 野沢和弘さん。
知的障がいの息子さんをもつお父さんでも
あります。
司会は、もと宮城県知事の浅野史郎さん。(慶応大学教授)
授業は、野沢さんの熱のこもったお話しに、
浅野教授が質問したりしながら
テンポよく進みました。
話しを聞いて、江口は、
3回は泣きました。
千葉県のこの条例は、
「障害のある人もない人も
 共に暮らしやすい千葉県づくり条例」という名称です。

2006年10月に成立しています。
江口は、この条例ができたときに
とても驚きました。
なんに驚いたかというと、
千葉県が、
「あなたが直面した差別にはどんなものが
ありましたか」と投げかけて、
半年かけて、800もの事例を
集めて、地道に整理する作業をしたと聞いていたから。
これだけでも、条例づくりの意気込みを
感じるでしょう?
「あなたは何に苦しんでいますか?」
「あなたはどんな差別にあいましたか?」
と行政といっしょに活動する市民が、
ひろくみんなに投げかけて、
その差別に向き合う。
今日の野沢さんの話しを聞いて、
千葉が条例をつくることができた理由が
わかったように思います。

(写真が野沢和弘さん)
この条例策定のドラマが、
野沢和弘さんの著書
「条例のある街 
障害のある人もない人も 暮らしやすい時代に」
(ぶどう社)に書かれています。
ぜひ、読んでみてください。
授業が終わったあと、野沢さんを
囲んで小さな打ち上げをしました。
浅野教授と野沢さんと大磯町の大坂きよ子さんと
茅ヶ崎市議の和田清さんと
横須賀市議の藤野英明さんとで
テーブルを囲んでビールを一杯だけいただいて
帰りました。