環境厚生常任委員会の視察 秋田市と弘前市へ

7/24(火)~7/25(水)
<7/24(火)>
7:10~13:00     移動 秋田市へ
13:30~16:00    秋田市環境事業センター  リサイクルプラザ金属回収施設
17:30~19:30     移動 弘前市へ 弘前市泊
<7/25(水)>
9:30~11:30     弘前市役所 弘前市立病院について
12:40~17:30     移動 平塚へ
環境厚生常任委員会の視察で秋田市と弘前市にいきました。

1泊で東北まで行ったので、移動時間が多かったです。
限りなくつづく秋田の広々とした景色。
写真はバスの車窓から。
今までの平塚市議会の常任委員会の視察は、
2泊だったのですが、
今年は、議会のなかにある4つの常任委員会とも、
1泊でいきました。
これまでは、視察中の食費は税金から出してもらって
いたのですが、今年度から平塚市は、食費は議員の
自己負担になっています。
今回の視察で江口が、
特に興味深く感じたのは、
秋田市の巨大な「総合環境センター」。

全国からの視察が多いのでしょうね、
視察担当の方がいて、説明をしてくれました。
ここには、ゴミの焼却炉があって、
リサイクルプラザが二つあって、
ごみの最終処分場もありますが、
今回の視察の主目的は、
金属をリサイクルするためのリサイクルプラザでした。

(写真が第2リサイクルプラザ 金属回収施設)
平塚には、ペットボトルやその他プラスティックを
リサイクルするための施設はありますが、
金属用の施設はありません。
自転車のような大型の粗大ゴミもこの施設で
細かくして、アルミや鉄にわけます。
巨大な刃が回転する機械で細かく砕くところ
を映像で見たりしました。
自転車が巨大な歯が回転する機械に、
ボンボン投げ込まれていました。
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秋田市のゴミの焼却炉は、

(秋田市総合環境センターの資料からの抜粋)
ガス化溶融炉とよばれるもので、
1800度もの高温になります。
テレビだってなんだって溶かす高温です。
灰も溶かします。
灰も溶かす高温なので、
従来の温度が低い炉のときに比べると、
灰の量は激減したそうです。
従来型の炉の灰の排出量の2%に。
この高温炉が24時間稼働しています。
一日の処理能力は400トン。
江口が、秋田市の担当職員の方に、
「大きな炉で24時間燃やし続けると、
燃やすごみが足りなくなることはないですか?」
と聞くと、
「そんなことはありません。」とのこと。
平均処理能力を超えて、平成18年度の処理実績は、
一日407トンだということでした。
秋田市では、ペットボトル以外の
その他プラスティックは分別していなくて、
家庭ごみとして燃やしていました。
1トンのごみを燃やすのに、
8,550円かかるそうです。
運営費は、年間11億円です。
とにかく広大な敷地にある
巨大な施設でした。
大量消費社会にみあったごみ処理施設、
というのでしょうか。
平塚の今使っている焼却炉と比較しないと
いけませんね。 
平塚市では、ごみの焼却炉を新しく建設する
ことになっています。