財政危機宣言を出した熱海市と比べる

1/5(金)
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昨年の12月に「財政危機宣言」を出した熱海市と平塚市の
財政の状況を比べてみました。平成16年度決算での比較です。
経常収支比率 
財政構造の弾力性を測る比率。
70~80%が適正。
90~100%で弾力性を欠く、とされている。
100%以上は硬直化=新たな投資的経費がない。
(減税補てん債・臨時財政対策債を除いた数字で比較)    
平塚市 95.5%
熱海市 93.2%

財政力指数 
仕事にかかるお金に対して税金がどのくらい
収められているかの割合の財源の余裕度
1に満たないと国からの普通地方交付税がおりない。
平塚市 1.101
熱海市 1.02              

  
実質収支比率 
黒字率(赤字率)のこと。3~5%がのぞましとされている。
平塚市 5.1%
熱海市 5.9%  
 
         
起債制限比率
15%になると警戒ラインになる。
平塚市 9.4%
熱海市 15.2%  
   
公債費比率
一般財源にしめる借金の利子と元金の償還に
かかるお金のしめる割合。
平塚市 8.6%
熱海市 19% 
  
起債制限比率と公債費比率が熱海市のほうが
高いですが、ほかはあまり平塚と変わらないですね。
経常収支比率などは、むしろ平塚市のほうがよくない。
この比較をどうとらえるべきだろう。
熱海市もそれほど心配ないと思うのか。
平塚市ももっと心配したほうがいいのか。
私は、「財政危機宣言」を出した熱海市が、
今後、どのあたりの支出を減らして
いまの財政状況を改善しようとするのかに
興味があります。
こういう自治体の財政力の比較は、
総務省のサイトから検索で、
「決算カード」と入れると、
全国のまちの決算カードが出てきますから、
それで比較ができます。