地方自治体の財政の勉強

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・9:30~17:00 「よくわかる市町村財政分析 ステップアップ」勉強会に参加
・17:45~20:00 講師の大和田先生に相談をする
・20:10~22:30 移動 平塚へ
・24:00~01:30 いただいたメールに返事を書く
●「公共施設が観光スポットになっている掛川市」●
昨日と今日の財政の勉強会の講師の大和田一鉱先生の話は、とてもわかりやすかったです。地方自治体の財政の勉強は、暗記しようと思うと、私は必ず20分で眠くなります。財政については、本を読んで知らない用語を暗記する、という勉強方法はたぶんあまりよくないです。
多摩自治体問題研究所主催のこの勉強会の大和田先生の話は、住民の視点から、自分のまちの財政を経年的に抑えるというところからスタートします。先生の財政の話には、住民としての感性と直感がうまい具合に入れ込まれて、自分のまちの財政のどこに問題意識を持つといいのかが、見えてきます。
大和田先生は、「どんなにいいまちだってもとは駄目なまち」とおっしゃいながら、いくつか具体的なまちの取り組みを紹介してくれました。これがとても面白かった。
約30年前、静岡県内で一番の「落ちこぼれ」のまちといわれていた掛川市が、きちんとした財政計画をつくって、いくつもの見事な公共施設をつくったそうです。
たとえば市役所。市民がゆったりとできるように上手につくられた市庁舎には、それを見るために、県外から多くの人が来るそうです。建築を学ぶ学生も多く泊りがけで来る。公共施設が観光施設になっているというのです。
また、日本で一番最初の有機農業についての条例を持つ、宮崎県綾町の取り組みの紹介もとても面白かったです。宮崎県綾町の取り組みについては、前市長が書いたいい本があるので、またご紹介します。
大和田先生の抗議を