平塚市役所の電算室を見学に行く

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・(夜までお休みをいただきました)
・21:30~26:00 HP更新など
●平塚市役所の電算室を見学に行く●
昨日の午後、平塚市役所の電算室の見学に、端議員、後藤議員、武藤議員、佐藤議員と一緒に行きました。電算室は、江陽中学校の北側の新館(といっても、建設されてから30年も経っている旧い建物)のなか3階にあります。
平塚市民のすべての大切なデータはここで管理されています。
●宮城県多賀城市の免震構造電算室●
私は、端議員、後藤議員、武藤議員、佐藤議員とともに、昨年の10月に宮城県の多賀城市というところへ視察に行きました。宮城県は地震の多い県で、頻繁に震度5くらいの地震が起きています。
宮城県多賀城市では、電算室の地震対策をしっかりやっていると聞いて、視察に行ってきたのでした。多賀城市では、市が管理する市民のデータは、何よりも一番大事だという考えのもとで、電算室を免震構造にしていました。
写真を見てください。コンピューターが置いてある床がこんな構造になっていました。地震が起きても、ホストコンピューターや巨大なサーバーが崩壊してしまわないようにしてあるのです。
電算機室床下
●翻って、平塚の電算室は…●
平塚の電算室は、プレハブのような旧い建物のなかにあって、しかもその3階にある。地震がきたら大変だ。結局、いまどこでも市役所はすべての業務をコンピューターを使ってやっているのだから、地震がおきてホストコンピューターやサーバーが壊れてしまったら、災害後、市役所をあけても実際の業務はほとんどできなくなってしまいます。
一応、データは、埼玉県の山のなかに保存されていて、その山のなかにおいてあるデータも2週間に一度更新されるらしいのですが、何億円もかかる電算室の機械が壊れてしまっては、役所は機能しなくなってしまうというのです。地震はいつ来てもおかしくないといわれているでしょう。市庁舎の耐震対策も急がならないけれど、できるならば、電算室だけでも別の場所に早く確保したほうがいいね、という話しをみなでしました。