平塚のごみ処理

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・8:30~17:00 9月議会の準備
・18:30~20:00 ごみ処理広域化について平塚と大磯の議員とで話し合い
●平塚のごみ処理●
いま、平塚市民が出すごみはすべてこのまちのなかで処理しています。焼却場もあるし、最終処分場もあります。私はこのことは、大変だけどすごいことだと思っています。東京の多摩地域のごみ処理と比べるとそれがよくわかります。東京の多摩地域は、ごみの焼却灰を青梅線の先の東京都日の出町にある山に捨てているのですね。
私は学生のころ、ごみの山をこれ以上増やさないぞと、地元の方たちの反対運動のお手伝いをしたことがあります。そのときに、自分たちの出すごみをよそのまちに捨てながら、まちの発展させる多摩地域は 「品が悪いな」と思ったのをよく覚えています。そういう意味で、平塚のごみ処理のあり方は正しいと思っています。
●単独のごみ処理から大磯町・二宮町との連携に●
ここに来て、この平塚のごみ処理のあり方が大きく変わろうとしています。大磯町と二宮町と連携してごみ処理をしようという計画がすすんでいます。これがごみ処理広域化です。この計画では、いまより大きな焼却場を平塚につくって、ほかの2つの町のごみも一緒に燃やします。
そして、将来的には最終処分場を二宮町につくり、平塚と大磯のごみの灰も二宮町にできる処分場に埋めようというのです。焼却場と最終処分場のほかに、4つの施設を新しくつくることになっています。
焼却施設、広域リサイクルプラザ、剪定枝資源化施設、厨芥類資源化施設、中継施設の5つの中間処理施設をつくると、その建設費だけで185億5千万円がかかります。このうち3分の1は国からお金がもらえることになっています。平塚市は、2年後の平成19年にはこの計画をまとめていきたいとしています。本当に大きな事業が始まろうとしています。
●大磯町と二宮町の議員と連携して●
私を含めた3つのまちの議員有志で”ごみ連”なるものを立ち上げました。今晩はその話し合いでした。協同して情報交換をすすめながらごみ処理広域化について考えていこうと思っています。写真は二宮町の焼却場施設。
二宮の焼却場