3月議会本会議の質問原稿を書く

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3月議会本会議の質問原稿を書く
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知的障害者授産施設セルプ杜(@横浜市栄区)、子どもの家合同運営委員会傍聴
昨年の9月の議会では成年後見制度についての発言をしましたが、その後、さまざまな作業所や授産施設に取材をしてきました。それまで知らなかったことさまざまなことを知ることができました。みなさんは障害を持った人の1月のお給料がいくらくらいか知ってますか?1月に1万円に満たないというのが現状です。1 月に5千円という人も多くいます。1月に5千円ですよ。1日に5千円じゃないんです。
障害があるんだから大して働けないんだから仕方がないでしょう、と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。昨日行った山晃央園ひばり乃ショップ(平塚市御殿)では、シャーペンの部品の組み立て作業をしていましたが、黙々と着実に手馴れた感じで仕事をしていましたよ。
今日は、横浜市栄区にある「セルプ杜」という知的障害を持った人の働く場である授産施設に見学に行きました。すばらしいところでした。本当に。セルプ杜の概略の説明からします。ここは社会福祉法人の杜の会というところが経営しています。補助金や支援費として横浜市からの支援があります。
セルプ杜はお年寄りのデイセンター(中野地域プラザ)と同じ建物にあり、玄関が一緒です。セルプ杜に通う障害を持った人や中野ケアプラザのお年寄り、施設のなかの多目的ホールや調理場を使うために訪れた地域の人やボランティアの人、職員がみな同じ玄関を使います。ですから、玄関近くは「公民館まつり」みたいな(分かります?)にぎやかさです。
玄関のすぐとなりにはセルプ杜で作られた出来立てのパンを売る店があります。このパン屋が大人気で1日に7万円近く売れるというのです。また玄関に入るとすぐのところにテーブルと椅子を置いた喫茶店(写真)があります。
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センター長の師(もろ)先生が、このにぎやかな食事の風景を見ながら、「あの手前で1人でコーヒーを飲んでいる方はデイケアに通う人で、向こうでお昼を食べているのは子育て支援ひろばに来たお母さんたちですよ」と説明してくれました。
障害を持つ人がこの喫茶店のウエイトレスをしているのですが、誰が障害のある人で誰がデイケアに通う人で誰がスタッフかなんてほとんど分かりません。とにかくすごい活気です。
平塚市内にも福祉に関するさまざまな施設がありますが、それはすべて「縦割り」になっているんです。高齢者向けのデイケア施設、知的障害者向けの授産施設、子育て支援のための場所・・・と分かれているんです。セルプ杜では、知的障害を持つ若い女性が高齢者向けのデイケアの配膳をしたりしているんですが、それがごく自然に行われていて、施設の活気につながっています。
セルプ杜のメインは、障害のある人がうどんを打ったり、パンやケーキや豆腐をつくる厨房と、陶器をつくる工房です。ここでつくられた自主製品を地域の人が気軽に施設に足を運び買っていきます。自主製品の年間の総売上はなんと6500万円です。また施設の2階にある4つの貸しスペースや会議室や厨房を地域の人が使えるようになっていて、非常にオープンな場所になっています。
この貸し施設や厨房を使う人は年間に2万5千人にのぼるというんですから驚いてしまいます。公民館や市民活動センターのような役割も同時に担っているんですよね!この驚きがうまく伝わるといいんですけど。
2/26 里山フィールドワーク、3月議会の準備
今日は里山フィールドワークの1回目でした。13人の方が集まってくれました。このフィールドワークのルールは1つ。毎回、土屋の方から土屋の現状についてのお話を伺うこと。決まりごとはそれだけ。
今日のコースは土屋三滝の1つである「駒が滝」へ行ってから遠藤原からの富士山を眺め、雑木林のなかでお弁当を食べました。午後は土屋公民館で館長さんからお話を聞き、遠藤原の最終処分場を見ました。家に帰ってから収穫させてもらった土屋産のほうれん草を食べたのですが、本当に甘くて美味しいかった。理屈をどれだけ並べても、あのほうれん草の味にはかなわない。
食べれば分かる土屋の底力!フィールドワークは今後も定期的に続けていきます。ぜひ参加してください。興味のある方は江口までメールをください。
さて、ご報告が遅くなりましてすみません。3月議会の本会議で発言する内容が決まりました。市議会のホームページにも出ています。1つはこのまちの今後の土地利用についてです。もう1つは地域作業所や授産施設の今後のあり方についてです。
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発言通告締め切り、山晃央園ひばり乃ショップ取材
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市の環境部の方から話しを聞く
明日の25日は発言通告の締め切りです。発言通告というのは何かというと、本会議のなかで何について発言するのかその概略を市に伝えることです。いま夜の12時で、やっとこの発言通告を書き上げました。ふっー。詳しくは明日の日記に書きます。
あさっての26日に「里山フィールドワーク」の1回目がスタートします。こんなふうに書くとなんだか大げさですが、土屋へハイキングしに行きます。一緒に土屋の山を歩きませんか?参加者募集中です。私は今年取り組みたい政策課題をいくつか決めているんですが、その1つが土屋や吉沢地区の環境を守るためことです。そのために具体的に動いていきます。
まずは土屋の現状をきちんと把握することが大切、ならば定期的に歩くぞ!ということで「フィールドワーク」を始めることにしました。嬉しいことに少しづつですが、土屋の方ともネットワークがつくれてきています。歩けば気分もいいですよ!興味のある方はふるってご参加くださいな。当日晴れるといいんですけど。
2/23 3月議会初日、3月議会の質問についてミーティング
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水交社(横浜ゴム記念館)の保存についてミーティング
神奈川新聞に出ていましたね!横浜ゴム記念館(横浜ゴム平塚製作所内)が保存されることが。横浜ゴム記念館は、明治期に造られたもので、こんなに旧い建物は平塚市ではこれしかありません。ましてやここは火薬廠でしたから戦時中壊滅的なダメージをうけています。当然関東大震災もくぐりぬけています。
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言ってみれば、横浜ゴム記念館は厳しい時代を生き抜いた生き証人です。単に旧いというだけではなく、建物そのものがまちの歴史を背負っているんです。上手に活用していけば、まちのシンボリック的な存在の建物になると思います。
3月議会で審議される予算のなかにこの横浜ゴム記念館の解体費用が計上されています。解体作業そのものに2千万、そのほかに専門家に調査を依頼して技術指導をしてもらうのに1千81万円かかるとされています。来年度に解体作業をして、移築するのはその後。移築先としていま有力なのが八幡神社の隣りにある八幡山公園です。
みなさん!この旧い洋館がどんなふうに使われたら面白いと思いますか?どんなものだったらリピーターになって、この建物を使いますか?どしどしご意見をお寄せください。お待ちしています。私の友達のなかで多い意見が「カフェ」です。薄暗いムードたっぷりのカフェでとびきり美味しいコーヒーがゆっくり飲めたりしたらいいなーと。
ついでにちょっといっぱい帰りがけにビールをひっかけられたらいいな!と、イメージは際限なく広がります。アイデア待ってます!メールください!
最近少し嬉しいことがありました。ほかの議員の方とじっくりとお話する機会があったのですが、その方と話しをしていて、いくつか考えていることが一致して、なんだか勇気づけられました。たとえばこんな話し。よく市民参加というじゃないですか、でもこの市民参加っていうのはくせもので、「面倒くさくない程度に市民から話しを聞きました」というスタンスで終わらせようとするものが多いんです。
言ってみればアリバイ程度に終わっているんですよ。一応市民参加してもらいましたって。でもこれじゃダメなんです。枠組みやコンセプトを役所が作ってしまうのではなくて、そういうところから市民にまかせてしまえばいいんです。
管理的な発想じゃ誰もついてはいかない。だって面白くないですもんね、というようなことを話しました。会派は一緒ではなくても1つの課題に対して考えが同じであれば、当然協力していくべきです。そうすればより強い力になるはずです。
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桂川・相模川流域協議会参加、自治基本条例の策定について「まちづくりサロン」に参加
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議員研修会参加、研水会竣工式、議会活性化検討委員会傍聴、議会運営委員会傍聴
昨年の4月に選挙に当選してすぐに、ベテランの議員の方からこんなことを言われたことがあります。「江口さんよ、政治は化かし合いだからよ」と。
このときこのベテラン議員さんのしぐさ(目を大きく見開きながら両手をパッと顔の前で開げた)が面白くてげらげら笑ったんですけど、たびたび思い出す強烈な一言です。
今日、議会活性化検討委員会が開かれました。この検討委員会検討委員会は改選後今日までに何回か開かれています。この検討委員会は、 2人以上の会派でないと委員になることができません。ですので、1人会派の私は傍聴委員ということになります。
傍聴委員という言葉は一般的でないですね、どういうものかというと、傍聴委員は委員の発言が一通り終わったあとに発言が許可されていて、しかしそれはあくまで参考意見です。「ハイ一応聞きました」という感じです。
このほかに1人会派はさまざまなところで制限があります。議会の運営そのものを議論して決めていく議会運営委員会というのがあるのですがここでも傍聴委員。中心市街地に関する検討会でも傍聴委員。
大きい会派に権限が大きく与えられていることは、1つには理があります。たとえば平塚クラブには13人の議員がいますが、この会派の後ろにはそれだけ多くの人の信託があるわけですから。こう書いていくと、「ならば江口も会派を組めばいいじゃないか」という人もいると思います。
しかし、会派というのは本来、同じ方向性の志を持ち同じ政策を実現したいと思う人が集まるもので、議会の中で権限を獲得するためだけに会派を組むというのは本末転倒だと思っています。そのためだけに会派を組むという発想が私にはなく、当選してから1人会派でやってきました。
1人会派は毎回議会で質問できるからメリットがあるという人がいますが、会派代表制を平塚市議会が取る限り、1つの議会のなかで会派としての考え方を提示していくことは当然のことです。これはメリットとかそういう問題ではないのです。市民の信託を得ている会派の1つとして考え方を提示しているわけですから。
1人会派である私の役割はこういうことだと考えています。まちのなかにはさまざまな意見を持つ人が暮らしています。ですから議会においても少数意見も含めて多様な意見が反映されるべきです。
私はそのことをしっかり担保していかないといけないと思っているんです。異なる意見がぶつかって初めて議会が成り立つのだと考えています。私は「そもそも論」を繰り広げようとしているわけではありません。可能な範囲でしっかりと「マイノリティーの権利」を担保していくべきだと考えているんです。「政治は化かし合い」だという声もあります。ウカウカしてはいられない。気がぬけない。がんばろう。
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予算説明会、予算に関する現地視察
相模川河川敷にいま建設中の多目的アリーナの見学に行きました。写真でその巨大さが分かるでしょうか?いやはや、すごい。
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東海道線の電車の中から見えますので、通勤帰りにでもこのアリーナを見てみてください。設備もすごいですよ。冷暖房完備。バスケットコートが4面とれます。高さが高いところで21メートルもあるので、開放感抜群。そのかわりものすごくお金がかかっています。アリーナの周辺の公園の整備も含めて総額で45億円以上にのぼります。
そのうち来年度には16億円以上のお金がつぎ込まれる予定です。造るだけならまだいいけど、これから何十年か先には補修も必要になってくるでしょうし、維持していくのは大変なことです。未来への投資だ!と言う人もいるかもしれませんが、なんだかバブルの匂いがします、これ。
しかしもう出来てしまった。あとは市民の人が有効に利用して、いかにこの施設を活かしていくかにかかっているんだということは、私にもわかるのですが・・・。将来アリーナを維持し支えていくのは私たちの世代です。大変だ!